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アクセスできない足

もともと冷え性で特に末端が酷い。10代後半あたりから拒食症状があり、その頃は夏になるとクラスメイトがピタッとくっついてきた。ヒンヤリ冷たくて気持ちいいらしい人間アイスノン

20代も同様で、食べられなくなると体重は40kgを切った。160cmちょい身長があるから結構痩せていた。

その後、地道なカウンセリングの効果もあってか30代にしてようやくご飯が美味しいかもなことに気づく。

それでも急に食べられない時期や低体重からの冷え冷えは続いていて、特に踝から下の感覚がわからず、古典的な幽霊のような身体感覚でなんとか生きているうちに40代を迎えた。

やがて体重も40kg後半を維持できるようになって多少、足の感覚もわかりかけたかなと思った頃、3回目のコロナワクチンを打ってから足裏の猛烈な痺れがやってきて、一時は歩くのさえ大変なところから2年、一時的に消えることもあるが、基本は燻るように痺れている。

もはや足が消えかかってる状態が普通になりつつある。よく歩けてるなと思うけど...

この痺れは、カウンセリングで身体を扱うときに何度もテーマに上がっているが、上手くアクセスできたことがない。

トラウマ的な感情が足に潜んでいるのか、逆にトラウマエネルギーをじわじわと発散しているのか、痺れているとき、いないときの違いや痺れが痛みや痙攣に変わるときに意味があるのかないのか。

マインドフルネスでボディスキャンすると多少良くなることもある。でも気にしすぎて増幅させないよう意識を向けない方がよいのか、いやしっかり受け止めるためにも注視した方がよいのか、なにもかもが不明

もう色々と長いので諦めと許しが溶けたような緩やかな気持ちで構えているが、自分の人格やら感情やら身体を包括する謎が未知すぎて不思議で怖いときがある。

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