見出し画像

2023年:読んだ本

2023年の振り返り

  • 仕事では、上半期は会社単位ではなく自分の名前で仕事が受注できた。だが下半期は、順調すぎた反動の不満やら出すぎた杭になってしまい、評価基準も不透明なまま自分の胃を痛める結果になった。なるほど、組織のルールに則り数字を引っ張る人ほど、徐々に独立する人や転職する人が出てくるわけだ。

  • プライベートでは何も始まらないまま今年も過ぎていった。唯一、大学から数年来付き合いがある友人から連絡がきた。ブランクの間、お互い大変な時期がはさまっていたが、今年「ありがとう」を伝えられたのでよかった。



今年は74冊読んでいたようだ。昨年は34冊だったが、1年で会社での役割も変わり、その分が冊数に乗った形に。タイトル(著者名)で一部紹介する。

2023年に読んだ本

  • 地球行商人(黒木 亮)→今年2冊目の黒木本。まだ途中。

  • 下北沢について(吉本ばなな)→「天使」「ヒーローズ」がとくに好き。女性もだが、男性にも読んでもらいたいチャプター。キッチン、TUGUMIに続き3冊目。

  • クニオ・バンプルーセン(乙川優三郎)→ここ3-4年でハマった著者。文体が美しい。

  • Consider The Lobster(David Foster Wallace)→もとは英語の勉強のために買ったエッセイ。https://m.youtube.com/watch?v=_fZOl7C_vDI で朗読されている。

  • ソリューションエンジニアの教科書(山口 央)→プリセールス、ソリューションエンジニアの本が日本語だと少ない中、貴重な一冊。傾聴スキルがここ最近叫ばれているが、まともにできている人は2-3年見ていないし、ソリューションエンジニアにそれが必要かは、はてな。また、プリセールスが今の会社でできたのは、今年は1-2月まで、以降は関係ないプロジェクトのため読み込めていない。

  • 調香師の手帖(中村祥二)→エンジニアリングと関係ない本もたまには。香水をつくるパフューマーの話だが、当然かなり理系寄りのテーマ。いい匂いはよいですね。

  • 気流の鳴る音(真木悠介)→Xで紹介されていて購入した。社会学をかじってこなかったのもあるが、むずかしかった印象。再読したい。

  • メイク・バンカブル!(黒木 亮)→今年の黒木本1冊目。

  • 街とその不確かな壁(村上春樹)→比喩は相変わらず好きだが、エッセイや昔の小説のほうが心に残った。

  • 上級英文解釈クイズ60(北村一真)→会社勤めをしてから、教わっていた某予備校講師以外からも刺激をもらうために誰かいないかと探していた。各資格試験では何人かいるが、大学の准教授でもあり内容も確か。従来の英語教育に沿っているというか、単純に集められた英文(の説明)も好き。

  • 世界を動かすプロジェクトマネジメントの教科書(佐藤知一)→メルマガも購読しているし、社内に相談相手がいない今年、ずいぶん助けられた。

  • ものがわかるということ(養老孟司)→ヨシタケシンスケさんのイラストも好きだが、YouTubeも観ている。いい声。

  • 観察力の鍛え方(佐渡島庸平)→YouTubeで見かけて気になっていた。数年前の勤務先で、元エンジニアの営業から言われたコトも載っていたりしているが、『見たものをとにかく言葉にする。』は続けていきたい。

  • きみのお金は誰のため(田内 学)→前作に続き購入。YouTubeにもいくつか出ているようで、引き続き応援したい。

  • レインメーカー(真山 仁)→医療過誤訴訟の話。ちなみに"rainmaker"をジーニアスで引いたところ『ráinmàker  名C 1⦅主に米⦆〘商〙(金の雨を降らせるような)事業[商売]のやり手; 上得意客を持つ営業マン, トップ弁護士.』とある。なるほど。

  • ベッドタイムアイズ(山田詠美)→ぼくは勉強ができないに続き2冊目。オトナな本。

  • 線は、僕を描く(砥上裕將)→はしがきを読んで買った。映画化もされたのかな。

  • 代表的日本人(内村鑑三/鈴木範久)→今の日本ができたのはこの人らがいたからなのかなと。日本を自分に置き換えたら、仕事でも同じコトが言える。

  • テンプレート式 理系の英語論文術 国際ジャーナルに学ぶ 伝わる論文の書き方(中山裕木子)→ユー・イングリッシュ(https://www.u-english.co.jp/)の中山先生の著書。いくつか書籍やYouTubeでのセミナーも観ているが、集められた例文に対して丹念に説明がつけられていて勉強になる。ここ数年で、仕事でライティングで困らないのはこの方のおかげ。

  • 本物の営業マンの話をしよう(佐々木常夫)→現職でまともに営業できたのは昨年1年だったが、営業で何が求められるかを個人でインプットしつづけた。業界、取引先、自社のリソースでどう打破していくかを来年以降も考えていきたい。

  • 文系と理系はなぜ分かれたのか(隠岐さや香)→"interdisciplinary"と"specialization"の対立がなされている。会社組織でもworker目線に寄りがちで他職種の関わりが薄くなるなどタコツボ化はあるので、頭が痛いテーマ。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?