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今更だけど、時計がイケてる話

たまにはファッションの話を。

皆さんは腕時計って持っていますか?
持っていても普段身につけていますか?

30代以上の方ともなると、仕事やら趣味やらで身につけている人も多いかと思いますが、若い世代は持たない、あるいはアップルウォッチというのがほとんどでしょう。じゃあなんで今更時計なのか、というと、それこそが上述したことそのまま。

持っていない人が多いから

ファッションとはわがままであり、自己満足であり、アイデンティティであり、ただ楽しむもの。
周りと一緒も嫌だし、どうせならカッコよく・可愛く見えたいなんて欲もある。
でもお金をかけるならもっと違うものに使いたい。って気持ちもよ〜くわかります。

今回は「周りと一緒は嫌だ」という点にフォーカスをして、時計をピックアップしました。他の点にもかすっていくので、暇つぶしにでも見てやってください。

時代の発展の中で存在意義が変わったアイテムの一つ

ネットワーク社会となった今、時計の役割が変わってきているのはみなさんも感じているはず。”時間を見るための物”という側面がなくなってきています。
スマホの普及が大きな要因であり、アップルウォッチの台頭で、ただの腕時計の需要は激減し、買うとしてもスマートウォッチ、という市場に変化しました。

これまでファッションアイテムは、トレンドはあっても存在意義そのものが変わってくるものはなかったので、時代とともに役割が変わっているアイテムとしては象徴的な存在といえるでしょう。

で、今のファッション業界における時計の存在意義は
腕時計=アクセサリー・ジュエリー
という考え方。つまり機能云々よりもデザインが重視されている市場です。
とは言えメーカーは機能の充実=ブランドの格でもあるので、機能性の充実も重要な課題に。充実した機能性+デザイン性。つまり、いいブランドはどんどん値段が高くなっている、ということです。

変わっていない存在意義として挙げるとすれば、資産価値という側面。モデルによっては購入時よりも高い値段で取引されるものもあります。ロレックスはその最たる例です。

ファッションとして楽しむなら、見た目8割の感覚で時計を選ぶのがオススメです。
個人的にはジュエリーをジャラジャラしているよりも、時計でキマる方がカッコいいと思います。男性なら時計を着ける、という気持ちでいる方が男のランクが上がると思いますよ!

男のランクが上がる。だって時計はロマンだから

時計は男の浪漫。女性が高級なジュエリーやバッグに目を惹かれるのと同じです。
腕時計には”7大機構”と呼ばれる超複雑な機構が存在します。
永久カレンダーや時刻を知らせるミニッツリピーターと呼ばれるものなどがあります。(この辺はマニアックなので割愛。そのうち記事にします)
直径5cmの中に一つの複雑機構を作るだけで100個以上のパーツを組み込みます。中には数年に1度しか動かないパーツもあるとか。こういう職人技とも言えるものとかパズルみたいなものって、見ていてワクワクするというか、男性ならではの感覚なんじゃないかなって思います。

逆に女性の時計は機構なんかよりも見た目。そのため比較的安価なものが多く、高額となると宝石によるものが多い。上の話を読んでピンと来ない方は、見た目重視の選び方が尚いいかと思います。

覚えておきたい時計の知識

機構の話やら名称や歴史なんてものは正直言って今の時代そこまで必要じゃないと思っています。マニアな知識を入れるぐらいだったら、お金を稼ぐ方法を考える方がよっぽど建設的かと(笑)。てことで、ここは知識というより購入にあたって知っておいた方がいいかも、レベルのことです。もちろん知らなくてもいいとは思います。

・クオーツ、手巻き、自動巻式時計
どのように動かしている時計なのかって話です。ザックリ言うと
クォーツは電池で動くもの
手巻きは手でゼンマイを巻いて動かすもの
自動巻はつけてれば勝手にゼンマイが巻かれて動くもの
・防水機能
何百m防水とか謳われていますが、ピンと来ないと思います。簡単に言うと
100m以上あれば日常生活における防水は可能です。
200mで海水浴で使えて、30~50mだと小雨や汗かいても多少はOKレベル。
それ以上は本格的な水泳・ダイビングで使える、って感じです。

正直これわかってれば、価格の違いを見やすいかなって思います。具体的な名称やらなんやらは、興味があれば程度でいいかと思います。

あえて言うなら、せめて買った時計のブランドくらいは知っておくと、聞かれた時に恥ずかしくなく色々見栄晴れますよ(笑)。高級時計を持つなら三大ブランドとかある程度のブランド知識がないと見栄を張ってもガッカリされてしまうかも。

イケてる時計って?

実際イケてる時計ってなんだ?って話ですが、正直好みとお財布事情でしかないです。なので、そこそこ話題になるところに焦点を当ててご紹介。

一番オススメしたいのは、アンティークウォッチです。
ツウな感じ出せるし、比較的小ぶりなものが主流なので日本人の細腕、肌色によく合います。アンティークなので、着けられている感もなく安価のものが多い
お店で言えば”CARESE(ケアーズ)”さんや渋谷の”アイテム”なんかが品揃えよろしです。アフターケアもいい感じですし。

メーカーで言うと個人的にはIWCとユリス・ナルダンが素敵。

IWCの昔のモデルには"INTERNATIONAL"と入っているので、持ってるだけで「お!」ってなります。

ユリス・ナルダンは上品さが圧倒的です。現行のモデルでは数百万のものもあるのですが、アンティークなら掘り出し物があると思います。
アンティークウォッチならやっぱりクラシカルな三針時計が一番魅力を引き出すなと思います。

ネタものでいくなら、カシオのデータバンクとハミルトンのベンチュラ。

データバンクは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でマーティが身につけていたあれです(笑)。手を替え品を替えいろいろ出ていますが、狙うならこの手のやつがいいですよね〜。安いですし。当時一世を風靡しただけに懐かしい方もいるのではないでしょうか。今もなお衰えずに人気ですから探してみるのもいいと思います。ビックカメラとかの時計売り場に現行品?輸入品?はあったと思います。

ハミルトンのベンチュラは、ストリートファッションでは有名な三角のあれです。90年代に人気が出て、蛇腹のゴールドウォッチは当時の怖そうだけどお洒落な人たちがこぞってつけていて、誰もが目にしたことがあるんじゃないでしょうか。今のトレンドが90年代にフォーカスされているのもあって再熱しているので、オススメです。

資産価値として狙うなら、パテック フィリップロレックスの二強です。
価値が下がらず上がる一方だと言われていますが、それもモデル次第。資産運用を考えるならしっかりモデルを吟味して選ぶのが宜しいかと思います。

高級時計を狙うなら、ブランドはいくつもありますが個人的には
ヴァシュロン・コンスタンタン
ジャガー・ルクルト
A ランゲ&ゾーネ

あたりを身につけていると嫌らしさもなく、年上の諸先輩方にも一目置かれるのではないかと(勝手なイメージです)。ただ、先ほども言いましたが、高級時計を身につけるのであればある程度の教養を持っている方がいいので、ブランド名くらいは多少覚えておいた方がいいですよ!

最後に番外編です。男性に勧めたい時計として
シャネルのJ12です。

メンズがつけていても本当に洒落ているので、シャネルの中で唯一と言っていいほどメンズに勧めたいアイテムです。お高いけどギフトにもいいし、バブルな方なら恋人・奥様とお揃いでつけることもできるからいいのではないかなと思います!

長くなりましたが、今回はこの辺にしておきます。

ファッションコンテンツもやっていかないとな、と思っているので
どうぞお付き合いくださいm(_ _)m

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ではまた次の機会に。

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