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6184 鎌倉新書の業績についてポイントまとめてみた

✅ 1984年4月、東京都において仏壇仏具業界向け書籍の出版を目的に株式会社鎌倉新書として設立
✅ 2000年、全国の葬儀社検索、葬儀に関する情報サイト「いい葬儀」を開始、2003年、「いいお墓」、「いい仏壇」を開始、2020年、「いい相続」を開始
✅ 同社は終活領域のプラットフォーム型サービスでトップシェア
✅ 筆頭株主は会長CEOの清水祐孝氏で29.3%を保有する。次いで同氏の関連会社とみられる株式会社かまくらホールディングスが8.25%、日本マスタートラスト信託銀行の信託口が6.9%を保有。直近の変更報告書でベイリー・ギフォード・アンド・カンパニーの保有が確認される
✅ 会長CEOの清水祐孝氏は、同社創業者である清水憲二氏の息子で、慶應義塾大学卒→1986年国際証券株式会社に入社→1990年、憲二氏より声をかけられ、同社に入社→当時倒産寸前まで追い込まれていたが、同氏がビジネスの方向転換を担った→1995年取締役に就任→子会社の取締役を歴任した後、2020年より現職
✅ 社長COOの小林史生氏は関西学院大学卒業後、日産トレーディング株式会社に入社→4755楽天に入社し、8年間の米国駐在経験を持つ→Rakuten MarketingのVice President、米国Rakuten.comのPresidentを務める→2017年同社に入社→2020年より現職。MBAの保有者である
✅ 「終活事業」の単一セグメント。WEBサービスと書籍・コンテンツの2媒体でサービスを展開する
✅ 現在メインはWEBサービスであり、内容はお墓事業、葬祭事業、仏壇事業、相続事業と大きく4つに分類される
✅ WEBサービス売上高の構成比は、お墓事業が55.0%、葬祭事業が27.5%、仏壇事業が9.5%、相続事業が7.9%

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✅ 「いい葬儀」「いい仏壇」「いいお墓」などの終活に関する各種ポータルサイトを運営し、ユーザーへの情報提供、取引先への見込み客紹介、販売支援をおこなう
✅ ユーザーを紹介した取引先が成約に至った場合の手数料やポータルサイトへの広告掲載料を収益とする
✅ 過去5期分の売上高は堅調に増加し、1,332百万円から3,238百万円へ2.4倍となった。経常利益も324百万円から、2020年1月期には794百万円まで安定成長だったものの、本社移転費用や広告費などの増加で2021年1月期は267百万円となっている

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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