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うつ病なりの頑張り方

僕は4月の中頃から、気分が落ち込んできたり、夜に眠れなくなってきたり、様々なことに対する興味が薄れていき、少しずつ動けなくなってきていました。6月はじめに、もうこれは自分ではどうしようもないと思って、心療内科を受診し、うつ病と診断されました。

5月の終わりから6月はじめにかけてが1番苦しかった時期で、部屋は荒れていき、大学の課題もあまり出せなくなっていました。
そうなった理由は、おそらく大学の課題をまとめて一気にしたことだと思います。僕はもともと課題などはまとめてすることが多かったのですが、心や身体に異常が出てきてからも同じ方法でしていたら調子を崩してしまいました。
そこからも調子が少し良くなったり悪くなったりを繰り返しつつも課題や生活の方法を模索していました。
この経験を通して、自分はうつ病になってからある一定以上頑張ってしまうと精神的にも身体的にもしんどくなって動けなくなってしまうことが分かりました。
だから、今は少しずつやることを消化していくようにしています。

(下書きをしばらく放置していたので、ここから文体変わります)

うつ病は再発率の高い疾患と言われており、約60%と書かれている記事を見たことがある。また、再発を繰り返すと更に再発率が高くなってしまうらしい。こうした疾患になって、早く寛解させるために、また、寛解した後も再発させないためには、以前とは生活の仕方や頑張り方を変える必要があると思うようになってきた。

最近は、調子が良くなってきて、週に何度かジムに行って運動をするようになった。うつになる前は、あまり運動をするほうではなかったが、やってみるとこれが案外楽しいもので、終わったあとも気分が少しすっきりとする。うつ病の原因は完全には解明されていないが、脳内のセロトニンやノルアドレナリン、ドーパミンなどの神経伝達物質の働きが不調になることと言われている。運動をするとこれらの神経伝達物質が増えるらしく、それで少し気分がすっきりしてきたのかと思っている。運動は寛解した後も、健康のためにも、心のためにも続けていきたい。

ここまで書いてきて、うつ病になって良かったなんてことは絶対にないけれど、うつ病になったからこそ見えてきたものもあるのだと思った。
今までの無理のある頑張り方や、不健康な生活を見直して、早くうつ病を寛解させ、再発しないようにしていきたい。まあ、賢い人はうつ病にならずとも見直すのだろうけれど笑 若いからといって自分の身体や精神を過信してはいけないな。
また、できることが少ないからこそ本当に大切な物事も見えた気がする。今の社会は情報や物が溢れていて、目が回ってしまうことがある。そんな中で、自分に本当に必要なもの、大切にしたいものを考えていくことが必要とされているのではないだろうか。

自分はうつ病のどん底は抜け出して、回復期にある(と思いたい)。少し押し付けがましいかもしれないが、この文章が、うつ病のどん底にいる人のほんの僅かな希望になれば幸いである。不快に思ってしまった方がいたら、申し訳ありません。

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