色々と徒然に
今日はやな夢を見た。
母が鬼みたいだった。
土建屋を僕にやらせるつもりだと、夢の中の母は言っていた。
でもその事を伝えた今の母は、全然別人だった。
印税生活で僕が暮らしていくのを楽しみにしているよ。と言っていた。
僕がそう言う夢を見たことが悲しかったと言っていた。
僕は嬉しくなった。
自分の母は慈悲深い人で、僕のことをよく分かっているな。と思った。
そんなこんなでふと一人、幸せを感じている。
今目の前にはボックス型の扇風機がある。
涼みながら文章を書いているこの時が、とても愛しい。
幸せって本当に身近なところにあるんだなと思う。
うつらうつらしてきた。
今日は14:30からバイトで、その一時間前に家を出る予定だ。
ちょっと一呼吸置いた僕は頭が少しクリアになった。
母は今日、若かりし頃三年間勤め上げた劇団の、後輩の演劇を見にいくという。
弟は今日は仕事は休みだ。
暗い部屋でこうして黙々と文章を書いている僕。
静けさの中に扇風機の音だけがポツネンと聞こえる。
五体に幸せが走る。
耳鳴りがふとした。
心の闇がまた今日も一つ晴れた。
僕の中にある想念は思った以上に間違っているところが多く、暗い。
でもそれでも自分は自分だ。
人を信じよう。
友達のN君に会いたいが、連絡先がわからない。
バイトの日にちを増やした。
正直言ってもこのレジのバイトは楽しい。
レジの仕事が好きな人なら分かると思うが、商品を自分が責任もってバーコードをさばいている感覚や、新しいことを覚えた時の喜び、また、店を通じて多くの人にサービスを提供している喜びが、仕事終わりの自分の胸に響くのだ。
しかも日雇いで働いているので、どうしても許しがたく嫌なことがある場合は辞めたってすぐに他の場所が探せるし、休みもほぼ自由に取れる。しかもすぐにお金は銀行に振り込んでもらえるのだ。
占い師にもこの仕事は合っていると言われた。
僕は一所で働くのは向いていないそうだ。
指が止まった。
隣の部屋で誰かがYouTubeを観ている音がする。
さて、仕事前だしゆっくりしよう。
ではでは。
ぺん太郎
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