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親に知ってほしい金融知識『投資という言葉を、別の角度で考える』

日本特有の文化なのだと思いますが、「投資」という言葉を単独で使うと、どうもブラックだったりネガティブなイメージが付きまといます。

「投資に手を出して・・・」の後に続く言葉は、「大損した」というようにネガティブなイメージを持つ人が多いと思います。

「投資をやって・・・」だとしても、続く言葉は「儲けた」であって、決して「稼いだ」にはなりません。

この4月から高校の家庭科で資産運用の授業が始まりますが、そもそも「投資」という言葉にこんなイメージがあるままでは、健全な資産運用文化が育つまでに、まだまだ時間が掛かりそうです。


「投資」という言葉を調べてみました。

goo辞書によると、「利益を得る目的で、事業・不動産・証券などに資金を投下すること」とあります。

さらに、「転じて、その将来を見込んで金銭や力をつぎ込むこと」と解説されています。


これまで私たちが理解していた投資は、まさに最初の「利益を得る目的」オンリーです。もともと日本人はお金儲けということにストレスを感じる文化がありますから、投資に対して悪いイメージを持ってしまう、一つの原因でしょう。

けれど、この「転じて、将来を見込んで金銭や力をつぎ込むこと」こそ、私たちが腹落ちさせなければならない、もう一つの投資の意味だと思います。


たとえば株を買うということは、世の中にある素晴らしい商品やサービスを提供している企業を、自分のお金で支援するという意味も含まれます。

支援された企業は、そのお金を使ってさらに良いものを生み出す努力をし、そしてさらに世の中が豊かになり、企業も健全な利益をあげていく。

その結果として、その利益が投資家に還元され、自分自身も豊かになるのが、本当の「投資」の意味だと考えます。


投資とは、

「自分が応援する企業や業界が成長して、世の中のためになっていくお手伝いの手段である」

と考えれば、少なくとも株式投資や投資信託について、もう少しポジティブな目を持てるのではないでしょうか。

応援のために納得してお金を出している、と考えれば、そこに不確定要素があることも納得できることと思います。

投資の不確定要素は、投資家にとって金銭的なリスクを意味します。けれど、応援する場合のリターンは、決して金銭的なものだけではない喜びもあるはずです。


「投資」とは「応援」でもある

資産運用の際に、こんな観点も持って投資先を選んでみてはいかがでしょう。投資なんてなんか怖い😱と思っていた人も、ポジティブに興味を持って取り組むきっかけの一つになるかと思います。

そう言えば、「応援っていいよね~💖」って、どこかのコマーシャルで桃太郎さんが言ってましたね😁


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