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子どもとお金『お手伝いのほめ方😉』


人間、いくつになってもほめられると嬉しいものです。

私なんか典型的に「豚もおだてりゃ木に登る」タイプかもしれません😆


けれどその一方、ほめ方を間違えると、子供の「チャレンジする力」を奪ってしまうかもしれない、という実験結果があります。

1998年に行われたアメリカ、コロンビア大学での実験結果です。

まず約400人の子供たちを、A・B・Cの三つのグループに分けます。

そして全てのグループに、とても簡単な「同じ」算数の問題を与えました。
簡単ですから、みんな成績はとても良い結果です。

ただし、それぞれのグループをほめるとき、「ほめ方」に違いを持たせます。

◆ Aグループの子供たちには、「頭いいね!」

◆ Bグループの子供たちには、特に何もほめない

◆ Cグループの子供たちには、「頑張って問題を解いたね!」


次に子供たちに、もう一つ問題を解いてもらいます。
ただしこの時に、二つの問題から、自分が解きたい問題を選んでもらいます。

〇「ちょっと難しいけどやりがいのある問題」

〇「1回目と同じぐらい簡単な問題」


「難しいけどやりがいのある問題」を選んだ子供の割合は、

◆ Aグループ:35%
◆ Bグループ:55%
◆ Cグループ:90%

だったそうです。

「頭いいね!」と才能をほめられた子供は、難しい問題にチャレンジしたがらない傾向があることがわかります。


おだちん制を取り入れるうえで、必須のお手伝い。

よくできたら、ぜひほめてあげてください。

ただその時のほめ方次第では、「もっと難しいお手伝いも挑戦してみよう!」という気持ちに、子供がなるということです。


ほめ方のコツは、

① 具体的な子供の行動をほめる

ちゃんとこのおもちゃを、決められた箱にお片付けできたね😄

② 改善できたことをほめる

昨日はちょっと間違ったけど、今日はできたよね😄

③ 努力したこと、頑張ったことをほめる

練習したら、できるようになったね😄


まず家庭の中で、お手伝いを通じてチャレンジ精神を養う練習です。

単に「よくできたね!」とほめられた子は、また次も「同じことができればほめられる」と思います。

ぜひお手伝いの中で、頑張ったことをほめてあげてください。

より難しいことにチャレンジしたときには、たとえ失敗しても、頑張ったことをほめてあげてください。

そして、何を改善したらよいかを教えてあげましょう。

次にその改善ができ、お手伝いができたら、子供たちはどれだけ嬉しいことか。

いいえ、子供だけじゃないですね。


親もどれだけ嬉しいことか😄


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