子どもとお金『おごってもらうのは、悪いこと!?🤔』
私が小さなとき、友だちにおごることもあれば、おごってもらったこともあります。
記憶にあるのは、近所の駄菓子屋さんでのおごり・おごられ。
とは言え、おごってあげても、おごられても、せいぜい10円。
なぜならば、みんな10円玉しか持っていないから😆
駄菓子屋さんへ行くのに、100円玉を持っていくなんてまず無かった、もう50年以上前のお話しです。
さて、時は流れ、現代😁
皆さんは、お子さんが友だちにおごること、友だちからおごられることについて、どんな風に考えていますか?
そして、どんな風にお子さんと話しをしていますか?
ざっくりと選択肢を整理してみると、
①おごることも、おごられることも、OK
②おごることはダメだけど、おごられるのは、OK
③おごるのはOKだけど、おごられるのはダメ
④おごるのも、おごられるのも、ダメ
もう50年以上も前、私の幼少期ならば、多くの親が①だったような気がします。
本当に純粋な友人関係として、おごったり、おごられたり、という文化が自然にあったのではないでしょうか。
私自身、親から「おごっちゃダメ!」と言われたことは無いと思います。
あっ、、、ただ「おごってもらったときには言いなさい」ぐらいは、言われた気がします。
それは、親同士が顔を合わせたときに、お礼を言うため。
「××くんのお母さん、先日は息子が××くんからおごってもらったみたいで、ありがとうございました」
「いいえ~、うちの息子もペペシくんからおごってもらったことあるみたいですから、お互いさまですよ~😊」
おそらくこんな会話が普通だったのだろうと思います。
う~ん、、、邪心の無い、子ども同士の「お互いさま」。
そんなキレイごとばかりではないのが今の世の中、大人の世界なのでしょう。
けれど、こんな人ばかりの世の中だったらなぁと思ってしまうのは、私ばかりで無いと思います。
話しを元に戻しまして、改めて①~④の選択肢のうち、あなただったら、どれを選んで子どもに教えますか?
いくつかお話しを聞いてみると、どうやら④を選択するのが、今の一般的な答えのようです。
中には、学校で「おごるのもおごられるのもダメ」と指導しているところもあるとか。
こういうのも「世知辛い世の中」と言うのかもしれませんね😓
そもそも、なぜ学校自体でもこんな指導をするかと考えると、やはり「おごりおごられ」による、上下関係を避けるためなのだろうと思います。
おごった人が、みんなを従わせる。言うことを聞かせる。
おごった人に、みんながすり寄る。持ち上げる。
私は個人的に、人が集まれば、そこに上下関係が生まれるのはやむを得ないことだと思います。
たとえば、目上の人、会社で役職が上の人、成績の良い人、スポーツのできる人、面白い人、ケンカの強いやつなど。
あっ、それと業界問わず、先生と呼ばれる人たちもいますね。
どこにでもある上下関係と、お金を媒介にした上下関係。
いったい、何がどう違うのでしょう。
決して、おごったりおごられたりを肯定している訳ではありません。
けれど、なぜそれがダメなのか。
その答えを、もうちょっと深掘りする必要があるのではないかと思います。
この世の中、できる人ができない人を助ける、ということは、おそらく誰しもが肯定してくれることだと思います。
では、お金を持っている人が持っていない人を助ける。
特に子どもの世界で、なぜそれが否定される傾向にあるのか。
私もまだ答えがあるわけではありません。
これからも、考え続けたいと思います。
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私はもう子育ての終わっているアラ還なので、今から実践することはできません。
ただ、もし小学生ぐらいの子どもがいたら、今の私だったらなんて教えるか考えてみました。
私だったら、限りなく①に近い③でしょうか。
おごるのはOKだけど、できるだけおごられるのは避ける。
そしておごる時の心構えを子どもに伝えたいです。
もしかしたら、まだまだ伝えなければいけないことがいっぱいありそうな気がしますが、こんな感じでしょうか。
お金は、もともとはモノとモノを交換する媒体として生まれたものです。
けれど現在は、人間関係を媒介するものでもあります。
お金教育は、人間教育でもあるのかもしれませんね(^^♪
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