生命保険note『生命保険が難しいと言われる理由を考察してみた』
私がこの保険業界に足を踏み入れて、もう25年以上が経ちました。
それ以前は精密機器メーカーへ勤務していましたが、
当時の若かりし私は、税金? 厚生年金? 健康保険? 労災?
というレベルで、給与明細をもらっても、見るのは手取り金額のみ。
まして生命保険のことなど何もわからない、情報弱者の筆頭にいるような社会人でした。
当時の私だったら、
「生命保険? そんなの難しくてよくわかりませんよ!」
けれど、自分自身がこの業界に入り、勉強して、多くのお客さまと接するようになりわかったことは、
実は、多くの人が当時の私とそう変わらずに、
生命保険って難しい
と思っていることです。
ではなぜ、皆さんそう思ってしまっているのでしょうか?
数ある金融商品の中で、これだけコマーシャルなど宣伝広告に力を入れている業界なのに、なお難しいと思われていること。ちょっと不思議だと思いませんか?
この業界で経験を積んできた私なりの答えが、3つあります。
答えがあるから対策ができるかと言えば、難しい点もあるのですが、少なくともその理由がわかっていただければと思い、今回記事にしてみました。
1. 目に見えない
生命保険という商品は、目に見えません。見えれば、形や色を認識したり、触れてみることができます。実際に動かして、どのような機能を持っているかを確認することもできるでしょう。
けれど、それができません。現実の世界とリンクさせ、頭の中でイメージすることでしか、生命保険を理解する術はありません。
パンフレットや設計書などは、その理解を助ける一つの手段に過ぎないのです。
2.すぐに使わない
一般的にすぐ使いません。それどころか、ホントは使わないほうがいい場合の多い商品です。
「習うより慣れろ」と言いますが、実際に自分で使うことが、理解の早道です。けれど生命保険は、その機会がなかなか訪れません。
そして、自分が使わずに終わることもあります。
3.知ろうというモチベーションが上がらない
他の金融商品は、お金が殖える、に直結するものが多いです。お金が殖えるって、それだけで魅力的で心が動きますよね😁
魅力的と感じるのは、自分自身の実利を理解できるからでしょう。
ところが、生命保険は実利を実感しづらい金融商品です。生命保険の中にも貯蓄性のある商品がありますが、元来は保障を得るための商品です。
心が動かないのに、「もしもの時」の勉強を積極的にしようと思う人は、残念ながら少ないと思います。
以上3点が、皆さんが生命保険を難しいと思ってしまう理由だと思います。
同じ保険でも、自動車保険や火災保険は「目に見える物」に対しての保険で、使用する頻度や実感、耳にする機会も多いからか、「難しい😥」と言われるのは少ないように思います。
生命保険は、自分や家族のために掛ける保険で、家や自動車以上に身近なもののはずなのに、不思議なことですね😅
現在日本には、42社もの生命保険会社がありますが、どこの会社がいい・悪い、どの商品がいい・悪い、は基本的に無いと私は思っています。
もちろん優劣や価格差などはありますが、皆さんが商品を買う時って、決して商品の良し悪しや値段だけでは無いですよね😁
生命保険を買うときにもっとも大切なこと。
それは、商品の内容を理解して、納得して買うこと。
そして、信頼できる人から買うこと。
ただし、信頼できる人から買うにしても、丸投げは絶対ダメです😁
自分でもちゃんと裏を取るようにしてください。それが情弱から脱する第一歩です。
今の時代、情報を取る術はいくらでもあるはずですし、セカンドオピニオンを利用する手もあります。
もし何かお困りごとがあったら、私でよければいつでも相談乗ります😊
遠慮なくコメント、お寄せください(^^♪
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