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映画『告白 コンフェッション』 奈緒が可愛い。いや、ナヲじゃなくて(ネタバレ感想文 )

監督:山下敦弘/2024年 日(2024年5月31日公開)

いやあ、奈緒ちゃん可愛いよね。
いや、エンディング曲のマキシマム ザ ホルモンのナヲ姉じゃなくて。
正直、エンディング聞きながら、ちょっと打首獄門同好会と混同してたんだ。ごめんなさい。打首のベースのjunko姉さんはもう65歳だってよ。

私が奈緒ちゃんを見初めたのは『僕の好きな女の子』(2019年)から

あとヤン・イクチュンね。いい役者です。
彼が監督した『息もできない』(2009年)は傑作。もう一度観たいな。
ヤン・イクチュンはもう自分でメガホンをとらないのかな。

えーっと、この映画と直接関係ないことばかり書いてますね。
あまり書くことも、書きたいこともないんです(<じゃあ感想文書かなきゃいいじゃん)

えーっと、山下敦弘監督作だから観に行きました。
そして、この手の密室スリラーは意外と嫌いではありません。
ヒッチコック好きなので、殺人と小道具は大好物なんですよ。

んー、でも、この映画を観ている最中、何かずっと違和感があって・・・
生田斗真が好きじゃないからかなあ……とか、
寒く見えないからかな……とか、いろいろ考えたんですけど。

あ、寒く見えない件ですけど、本当に寒く見えない。
吐き出される白い息が思いきり下手なCGなの。
こちとら『八甲田山』(1977年)観て育ってんだ。ふざけんなよ!

期待したのは、山下敦弘お得意の「気まずさ」だったんですよ。
でも、全然、気まずさの描写が下手だったんだよな。
山下が年取ったのかとも思ったんですが、もしかすると、昔は向井康介の脚本が良かったんじゃないかと思い始めたんです。
これ、似たようなことを他でも言ってまして、押井守監督と伊藤和典脚本とか、最近気付いたのは熊切和嘉監督と宇治田隆史脚本とか、良作を連発していた関係が解消されたら、なんだか「ん?」って作品が続いてる気がするんです。

本作の脚本は幸修司と高田亮。幸修司という人はお初にお目にかかる名前ですが、高田亮脚本作は何本か観ています。
大森立嗣『さよなら渓谷』(2013年)、呉美保『そこのみにて光輝く』(14年)、熊切和嘉『武曲』(17年)、森義仁『ボクたちはみんな大人になれなかった』(21年)・・・全部嫌い。
根本的に相性が合わない何かがある(あるいは何かがない)んだと思います。
唯一、蒼井優先生の『オーバー・フェンス』(16年)は傑作だけどね。

原作がそうなのかもしれませんが、「吹雪の山小屋」って、この映画だと「逃げ場のない孤立」設定でしか活かされていませんが、もっと使い道がある気がするんですよね。
上述した「寒さ」だって、白い息が出ちゃうから息を殺して隠れるとか、手がかじかんで上手くいかないとか。
そういう「小道具」を活用した方が面白かったと思うんです。

(2024.06.01 TOHOシネマズ日本橋にて鑑賞 ★★☆☆☆)

感想になってないので、最後におまけのナヲちゃんをどうぞ。

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