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バカバカしい設定って、凝り始めるとハマるようです。

横で見ていて「この人これからどうなっちゃうんだろう・・・」と思います。
どーなっつさんよ。

前作はほっこりする話が含まれていましたが、今作はさらにコメディ&シュール寄りです。ユーモア小説と言ったらいいのかな。

1/14の文学フリマ京都、1/20のふらっとぺらっとpage3にも委託予定の一冊。
見かけたらぜひ手に取ってみてくださいませー。



◆作品概要

「ドーナッツも出てくる短編集」2023年発行 A6/本編35p

【ざっくり紹介】
かくして、山田は山芋と向き合った。
まったく料理のできない男・山田。うっかり山芋を買ってしまったことから、山芋の研究に目覚める。それから「山芋仙人」なる人物に会いに行くことになったがーーー?(とろろと と とろろろん)

毎日のように現れるようになったし、ラッコそのものも成長しているようだった。
唐突に、手帳に現れたラッコのイラスト。書いた記憶はない。それから俺が関わる紙という紙の上に現れるようになり、俺は学生相談室を訪ねることにした。(ラッコは紙の上に泳ぐ)

コップ一杯もの温泉を飲んでしまったら、私はきっと体が爆散してしまうだろう。
温泉に膨大なエネルギーがあることがわかった宇宙人たち。今年も使者として温泉旅館に滞在していたところ、他の星のゲストが温泉水を盗もうとしているのを発見する。(ああ、温泉よ)

「とろろと と とろろろん」の試し読みはこちら。
・・・毎度、打ち間違いしそうなタイトルの小説だ・・・。


◆これってどんな本?

「ドーナッツも出てくる」短編集ですが、ぼーっとしてると見逃します。
いや、ぼーっとしてなくても普通に見逃しちゃうかも。

そのくらいドーナッツに存在感がないというか、他のものに存在感がありすぎるというか。

この本を入手された方は、ぜひ文中のドーナッツ探しをしてみてくださいませ。

ちなみに、どーなっつさんが本をつくると、1作2作はどえらい改稿をしている(苦しんでいる)作が含まれています。
「出てくる」の中では、「ああ、温泉よ」がどえらい改稿してました。
3回はむちゃくちゃ生まれ変わってます。
その甲斐あって、ナカノ的には「ああ、温泉よ」がイチオシです!

◆おわりに

こちらは1月のリアルイベント(いずれも委託)にて試し読みもできます。

■1/14 文学フリマ京都「ペントパン」ブースにて
■1/20 ふらっとぺらっとpage3 ※後日通販あり

■自家通販BOOTH
1月のイベント後、売り切れたらそっと閉じます。
ご購入orお取り置きはお早めにお声がけくださいませ~。


どうぞよしなに~。

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