2.大学院って結局何することなん?

こんにちは🌞

前回のブログはイントロダクションとして、大学院でどんなことをしているかざっくりとお話しましたが、今回は「大学院」という場所について詳しく記していきます。

現代では、義務教育が終了後、高校→大学へと進学し、社会人として仕事に従事する流れが一般的になっていますが、大学卒業後に大学院に進学する人は周りにもあまりいないと思います。

そんな「謎」に溢れた大学院について共有し、大学院のキャリアは皆さんにとって身近な存在である事を少しでもシェアできればなと考えています!


1.大学院ってどんな人が進学するところなの?

大学院生と聞くと、「真面目な人」「将来研究者になって、大学や研究機関に所属したいと考えている人」がいるところ、「勉強が大好き」「毎日研究に大半を費やす」というイメージがあるのではないでしょうか。


基本的には当たっていますが、核心を追求すると、

「自分が知りたいと思ったことを追求したい」と言う好奇心旺盛な人が大学院には多く集まっています。


好奇心のベクトルはそれぞれ異なっており、その答えを探すために大学院に進学し、研究の世界へと足を踏み入れています。
なので、ただ単に知識をインプットすることが主流な大学とは、授業や設備面でも大きく異なります。



2.大学と大学院の違いとは?

さてここからは、大学と大学院の違いについて述べていきたいなと思います。


大学は学生が多いこともあり、知識を一方的に教授が伝え、学生が自動的にそれをインプットする授業スタイルが主流となっています。


近年では、アクティブラーニングやPBL(Project-based Learning:プロジェクト遂行を主とした授業スタイル)など、学生が主体的にアイデアを出し知識をアウトプットする授業も開講されていますが、やはり人数が多い学部では、そういった授業を展開するのは難しさがあったりします。


大学院では人数が少ないこともあり、発表ベースの授業スタイルが主流となっています。大学院では、「学問を勉強するところ」ではなく、「仮説を検証すること(疑問を追求するために、研究し答えを探すこと)」を基本としているので、基本的に教授から一方的に知識が伝達される事はありません。


授業に向けて発表資料を作成し、自分で学んだ事や考察を授業で発表し、教授によるアドバイスをもらうのが授業のスタイルです。


例えると、大学は塾、大学院は家庭教師のような形ではないでしょうか。
(宿も家庭教師も経験がないのでざっくりとしたイメージで言ってます。笑 )



3.大学院の授業は大変なの?

正直、大学院の方針によっても異なると思いますが、私が進学している大学院は結構大変です。笑


私の大学院は人数が少ないので、1対1で開講される授業も多数あり、毎週発表原稿を準備する必要があります
ほぼ毎日パソコンに向かう日々です。


ただ自分の好きな分野を集中的に学習できるので、高校の苦手科目を学ぶ時のような怠惰はあまり感じないと思います!


むしろ、自分の好きなことを毎日専念して学ぶことができる環境なので、自分の知識も深めることができるし、何時間やっても苦にならないです。笑
慣れもあると思いますけどね。

もちろん先生方によっても異なりますが、私の場合1授業に対し10ページほどのレジュメ(発表内容をまとめたもの)を準備するので、1授業に対し5〜8時間ほど準備に費やします

経営学分野においては、歴史のある大学院に通っていることもあり、高度な知見を持ち最先端の研究に従事される先生方が多く所属しているので、授業での発表を通じていただくフィードバックなどはとても価値があると思います。

また、専念して学べる環境や時間を確保できるので、大学院に進学してよかったなぁとしみじみ感じます。(ホンネです)



4.大学院の設備って充実しているの?

大学院は本当に恵まれてる環境です。
今大学院専用の部屋があったり、資料作成するためのパソコン室があったり、研究活動するための机やロッカーがあったり…

学費が大学よりも安い場合もあったり、奨学金が充実していたり、ティーチングアシスタントとしてお給料を少しいただいたり…費用面からのサポートも手厚いです。


自分の興味のある分野の研究日がある大学を検索し、教授や研究環境、学費等どの大学が充実しているのか調べてみることをおすすめします!

ほんとに大学院によってまちまちなので…



今回は大学院について深く掘り下げていました。

もし大学院について質問があるようと言う方は、コメント欄もしくはTwitterにてお問い合わせください!

もし聞きたいと言うテーマがあれば、それにも答えていきたいと思います。

ではでは、今回はこんなところで。
読んでくださりありがとうございました。
次回もぜひお待ちしています!



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