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定年って

先月、定年退職致しました。

  • 定年って「戦力外通告」

  • 職安通い

  • アフターサラリーマン

定年って「戦力外通告」

9月末定年退職で会社を離れて
TVで野球のシーズンオフのニュースを観ながら
「戦力外通告」だなって
会社は経営戦略で「人件費の抑制」「社員の若返り」は既定路線
定年を迎えられるのも稀有な時代になり
仕事内容も徐々に窓際的なポジションに
野球で言えば「一軍に復帰」とかは無理なんです。

ここで「1軍復帰」が叶っても経営者以外は「再雇用の低賃金(現役世代にの半分以下)」のお給料で頑張れ。
まあ、雇用継続給付でほんの少し足してもらえるのが定年後の働き方。
時給換算すると最低賃金の1,000円に色を付けた賃金になります。

じゃあ、転職したら?と言われるのがパターンで、泣く泣く再雇用契約にハンコを押してしまうのが終末サラリーマン。
社会保険+介護保険+年金+所得税+市民税を前年の収入基準で1年間支払うために我慢するのです。(手取りは1桁万円になります)

野球で言えば「独立リーグ」なのでしょうか。
手弁当で頑張る
独立リーグは頑張ればプロに戻れます。
でも、サラリーマンには皆無なのです。
経営者にとっては再雇用者は「美味しい労働力」なのです。
高額な給料は払わなくていい
経験・技術はある
言うことを聞かないなら解雇がすぐできる(1年ごとの契約更新)
若手の社員には管理職のポストを与えますが、給料は安価で良い
「名ばかり管理職」で良い訳です。
管理職手当を2・3万円与えて、残業カット
美味しすぎます。(経営者視点)

職安通い

退職後、20日くらいで雇用保険申請の書類が会社から届きます。
それを持って職安へ
①失業認定
②待機7日
③求職活動
これらの条件で定年退職で150日分くらい(支給金額が1日7千円程度がMax)
非課税なのでかなり助かります。
1か月(30日)計算で7千円×30=21万円
再雇用の給料も1か月あたり高くて23万円程度(社会保険+税含む)
日々の生活は何とか維持できると思います。
ちなみに65歳以降の年金の手取りですが
厚生年金を受給+奥さんの年金(厚生年金3号のみ)=21万円くらい
年金は年々減らされています。

アフターサラリーマン

定年後に「親の介護」が始まるのもあるある
筆者も定年近くから親の介護が始まってました。
「病院への送迎」「実家の修繕」「親の食事の世話」
簡単なものですが、意外と仕事をやれる時間が無くなります。
再雇用で働いていたならば、有給休暇を使い果たし、介護休暇を取得しても
賃金は減るのですから、生活出来ないくらいのレベルまで下がります。
仕事の方も不在が多くなるとサラリーマン生活は破綻します。
1年後の契約更新も「戦力外」でしょう。
仕事のストレス・介護のストレスで入院していたかもしれません。

職安で仕事探しを始めて思うのは
「定年後は賃金より時間が必要」だと
時間を大切に使う
時間を切り売りして稼がない
家族・自分のために時間を使う

失業手当が半年もらえるので
アフターサラリーマンは自分に合った仕事を探してみます。
現状報告でした。

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