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博士論文でさえも人生におけるサブテーマに過ぎないのです。

研究室の4年生と話していて、こう言われた。

「卒論もあるんですけど、同じ時期の学会に出たいです。卒論のため、ってなるとなんかモチベーションが上がらなくて、学会に出る方がモチベーション上がるな、と思ったので」

それに対して私は、「どんどんやりなさい」という主旨のことを言った。

そのやり取りを経て、私の最近の思考も改善しようと思った。

博士論文を書くことにモチベーションが上がらないのは、それはそれで受け入れるべき事実ではあるのだ。

だとすれば、もう考え方を大きく変えてしまって、もっと本当に挑戦したいこととか、モチベーションが上がることに取り組むことを今の自分の生活の主軸のものとして捉えて、博士論文はこの数ヶ月の生活における一つのサブテーマにしてしまえばいいのだ。

変に難しく考え過ぎて、博士論文に対して重要な意味を持たせすぎてしまっていたのかもしれない。もっと柔軟に考えても良いはずだ。

確かに、この博士課程3年間の集大成ではあるのだけど、自分の人生という視点で見た場合の研究はここで終わるわけでは無い。

仮に、研究者を仕事にして生きるのは終わるとしても、自分の生き方について研究し続ける、という観点ではこの先もずっと続いていくのである。

ちょっと応援したいな、と思ってくださったそこのあなた。その気持ちを私に届けてくれませんか。応援メッセージを、コメントかサポートにぜひよろしくお願いします。 これからも、より精神的に豊かで幸福感のある社会の一助になれるように挑戦していきます。