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2/26土:人間の成長曲線には指数・対数関数を。

人間の成長を数学的に考えてみるとどのようになるだろうか、と自分の頭の中を整理してみた。

横軸に時間、縦軸に人間の成熟度を取ってグラフを書いたとき、その成長曲線は、ミクロな時間スケールで見ると対数関数的になっていて、マクロな時間スケールで見ると指数関数的になっているのではないかと思う。

ミクロな時間スケール、例えば数日から数週間レベルで見た場合、ある物事を学び始めた当初は、何も知らないゼロの状態からどんどん新しいことを吸収し、比較的短時間で多くの情報を頭に入れたり、体得することができる。
少し経つとそれを忘れてしまうが、それでも何回か復習することによってある程度の定着がはかれる。

しかし数週間経つと、スポンジのように吸収していた自分の頭や体が、一定の上限値を迎える感覚になる。

この成長曲線の傾きの変化は、対数関数さながらである。はじめは急成長するが、徐々にその成長の傾きが緩やかになる。

ここで、さらに成長速度を上げたいと思ったときには、今乗っている対数関数的な成長曲線から離脱し、新しい成長曲線に乗り換える必要がある。

それには様々なきっかけがあり得る。例えば、新しい学びを得たり、新しい人と出会ったり、自らの考え方を変えたりすることによって成長曲線の乗り換えが達成される。何か自分にとって新しい経験をしたり、新しい考え方を身につけるということが、自らの成長にとって最も大きな影響を与え、成長速度を上げるのである。

そうして新しい成長曲線に乗り換えることができれば、また急成長から始めることができる。

しかし、またあるところで上限値を迎えそうになるので、そのときはまた別の成長曲線を探して、乗り換えなければならない。

こうしていくつかの成長曲線を乗り換えながら過ごした時間をマクロな時間スケールで見直すと、良きタイミングで成長曲線の乗り換えを行うほど、ある成長曲線にずっと乗っているよりも、到達できる成熟度が高くなる。

そして、その成熟度は指数関数的に増加しているように見える。それは、対数関数的成長曲線の乗り換えが、例えば、自分自身のお金や時間を自分自身に投資することに対応していて、それが複利的な効果を生むことによるからである。

こうして、細かな自己投資による成長曲線の乗り換えを行うことで、長期的に見たときに、指数関数的な成熟度の上昇を得ることができるのではないかと思う。

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