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物欲は積極的に持つべきである

現在は、物欲を持つことは悪いことだとされています。
ただでさえ、経済が衰退し、収入が減っているのにもかかわらず、物欲なんて持ったものなら、それこそ身を滅ぼしてしまう。
そのような言説から、物欲は好ましくないことだと多くの人は考えているように感じます。

でも、本当に物欲を持つことは悪いのか。
私は物欲は決して悪いものではないし、むしろ積極的に持ったほうがいいと考えます。
なぜなら、人間が物欲を持つことで、その欲求を満たすべく新たな商品やサービスが生まれるから。
人間の欲を満たす商品やサービスが生まれると、ビジネスが生まれます。
ビジネスが生まれ、商品の売買が行われると、経済が活性化していきます。
経済が活性化すると、国全体の景気が良くなっていき、結果、国民の幸福度が高まっていくでしょう。
このように、人ビジネスが生まれ、経済が好循環し、国全体が良い状態になるので、物欲を積極的に持っていったほうがいいと私は考えます。

しかし、持つべき物欲の方向性は誤ってはいけません。
物欲は「正しい物欲」と「間違った物欲」があります
(勝手に私がそう思っているだけですが)。
「正しい物欲」とは、モノを購入し、一体どのようなメリットがあるのかを考えて欲を満たすことです。

例えば、ルイヴィトンの財布を購入するとしましょう。
その時に、ルイヴィトンの財布を購入したら、自分にどのようなメリットをもたらすのかを考えるのが「正しい物欲」の持ち方です。
ルイヴィトンの財布は質が良いので、長持ちする。
長持ちするので、数年間は財布を購入する必要がない。
ということは無駄なコストが当分かからなくなる、ということを考えることができれば、物欲を満たすと同時に充足感を得ることができるでしょう。

逆にブランドものを購入することで、周りに見せびらかすことができる!羨ましがられる!みたいなクソみたいな自尊心を満たそうとするのが「間違った物欲」の在り方です。
そんな欲求を満たしたところで、何のメリットも利益もないでしょう。

加えて、「正しい物欲」は自分が欲しいものを明確にできているかどうかも意識しなければいけません。
既に述べた財布の例でいうと、そもそもなぜ財布を購入するのか?をしっかり考える必要があります。
その理由が、今の財布が痛んできて、そろそろ買い替え時だから、と答えることができるなら、欲しい理由を明確にできていると言えるでしょう。

物欲が暴走する人というのは、たいてい欲しい理由を考えないままにモノを購入している傾向があります。
そういう人は、コンビニに入ったら、とりあえず酒を買ったり、新しく出たスイーツなどを爆買いしているように感じます。
何かを購入・消費すれば、それで欲を満たすことができると考えているので、あれもこれもと買ってしまうんですよね。
服とかも半袖か長袖か・どこのアパレルメーカーか・どれぐらいの量を購入するかを考えずに、とりあえず金がある分だけ、購入してしまっていると思います。
そういう人は「間違った物欲」を持ってしまっています。

自分が何を求めているかを明確にできれば、無駄な消費をせずに、ピンポイントで欲しいものにありつけるでしょう。
それができるようになると、結果としてコストも減らすことができる。

物欲を満たすことで、経済が活性化し、国全体が豊かになります。
モノを購入することのメリットや利益を考える。
欲しいものを明確にする。
この2つを実践し、積極的に消費活動を行っていきましょう。


以上






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