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「学び直し」に感じる違和感
ここ数年、日本人ビジネスパーソンの間で「学び直し」が流行っています。
「学び直し」とは、学生時代の勉強を再度やり直すということ(たぶん)。
勉強を学び直すのは良いことだと思います。
わからなかったことを放置して生きていると、損することが圧倒的に多いですし、逆に学び直すことで得をしたり、人生において新たな発見がありますから。
そういう意味では勉強をし続けることが重要であるのは間違いありません。
けれども、どうもこの「学び直し」という言葉に違和感を感じるのです。
世の中では「学び直し」の機運が高まっているのにもかかわらず、現実に勉強をしているビジネスパーソンは圧倒的に少ない。
SNSを見ていると、TOEICや簿記などの資格を取得したりしている人が結構いますが、現実では周りを見渡しても勉強をしている人が少ないように感じます。
例えば、電車の中でも本を読んだりしている人は少なく、皆訝し気な表情を浮かべてスマホをいじっている。
いや、もしかしたら、オンラインで何かを勉強しているかもしれません。
が、この前隣に座っている人がスマホで何を見ているのか気になったので、一瞬チラ見したら、パワプロをやっていました。
他の人がスマホで何を見ているかはわかりませんが、おそらくスマホのゲームやSNSを見ている可能性が高いように思います。
まあ、他人が何をしようが個人の自由なので、スマホを見ることが悪いとは思いませんが、「学び直し」というムーブメントが起きているはずなのにギャップを感じてしまうんですよね。
社会全体では勉強し直そうという動きがある。しかし、現実では勉強をしている人が少ない。
おそらく、勉強をしている人はめちゃくちゃ勉強しているが、していない人は全くしていない。
その中で勉強をめちゃくちゃしている人がかなり目立っている状況だからこそ、「学び直し」が大々的に流行っているように感じるのではないでしょうか。
「学び直し」
勉強をするのもしないのも個人の自由ですが、知らない知識が多いと損することが圧倒的に多いです。
それゆえ、仕事の時間や通勤時間を短くして勉強する時間を増やしたほうがいいように私は思います。
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