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残業代を稼ぐために残業をする残念すぎる日本人ビジネスパーソン

日本人ビジネスパーソンの多くは、より多くの金を求めて残業をし、残業代を稼ぎまくろうとします。
なぜ、残業代を稼ぐかと言えば、人によりけりですが、生活費のため、他人よりも豊かな生活を送るためなどが主な理由かと思います。

しかし、残業代を稼ぐために残業をしたとしても、出費が多くなるので、結局手元にはあまり金が残らないでしょう。
なぜなら、労働によるストレスで金を奮発して使ってしまうから。

一般的に労働時間が長くなるほどストレスがたまります。
どんなに魅力的な仕事だったとしても8時間以上も会社で働けば、自分でも気づかぬうちにストレスがたまります。
そのたまったストレスを発散すべく稼いだ金を使ってしまうのです。
しかも、そういう時に限ってくだらない金の使い方をしてしまいます。
ギャンブルとか飲み代とか、まったくもって無益なものに金を使ってしまう傾向があります。

私は積極的に残業をするビジネスパーソンをたくさん見てきましたが、彼らは共通して無駄なものに金を使っていました。
業務時間中に飲む缶コーヒーにコーラ、チョコレートなど、「そんなのに金を使って大丈夫?というかデブになりますよ!?」つ突っ込みたくなるぐらいに嗜好品に金を使っていました。
また、同僚と飲み会にも頻繁に行っているようで、結構カツカツだった印象があります。
貯蓄を増やすために残業をし、残業代を稼いだのが、結局ストレスを発散するための金に多くを費やしてしまうのは本当に嘆かわしいことです。

日本人ビジネスパーソンはあまりにも自分自身を高潔な人間だと思い込んでいるのではないかと私は思います。
「自分は真面目で節度を守る、だからこそ、金を稼いだらちゃんと貯蓄ができる」という思考回路ができているがゆえに、日本人ビジネスパーソンは積極的に残業をしているのではないでしょうか。

既に述べましたが、労働は人間にストレスをもたらします。
どんなに魅力的な仕事でも会社勤めで8時間以上働くと、ストレスがたまります。
そして、そのストレスを発散すべく、稼いだ残業代をドブに葬ることになる。

逆説的はありますが、貯蓄を増やしたければ極力残業はしないほうがいいと思います。
残業をしないことでストレスを最小限に抑えることができ(それでも8時間労働は長すぎるが)、出費を減らすことができます。
もし、多くの収入が欲しければ、スキルを磨いて短時間で価値の高い仕事をするか、独立するという選択肢を取るのがいいでしょう。
収入が多いとか少ないとかあまり関心がなければ、いかなる時でも定時で帰らなければなりません。

結論、残業代を稼ぐために残業をしても、結局ストレスがたまり無駄な出費が増えるので、意味なしと言えます。





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