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社員に対する宴会芸の強要は人権侵害である
私は経験がないのですが、JTCを中心に若手社員が飲みの席で宴会芸を披露する「文化」があるようです。
今は社会の変化もあり、社員に宴会芸を披露する企業は少なくなっていると言われますが、それでも一定数の企業は行っているというのが現状。
この記事を書いている時点(12月)ではおそらく忘年会で若手社員が芸を披露する予定になっているのではないでしょうか。
私は社員に対して宴会芸を強要することは人権の侵害であると考えています。
いや、法的な解釈からすると、そんなことは人権の侵害にはならないのですが、私にとっては人権の侵害。
宴会芸を披露するだなんて、嫌な人の方が圧倒的に多いはずです。
特に性格的にシャイであり、あまり目立ちたくない人にとって、芸を披露だなんて最大限の恥でしょう。
いや、当人からしたら屈辱的であり、一生残る傷になるかもしれません。
というか、ただでさえ業務で忙しいのに、その合間の時間を塗らせて、芸の練習をさせるなんてどういう神経をしているのでしょうか。
にもかかわらず、「JTCの若手社員だから」とかいう意味不明なクソみたいな理由で、宴会芸に参加させるのは、言語道断許されざる行為であると思います。
そう言うと、「シャイな社員でも『芸』を披露することで一皮むけるんだよ。それに会社の行事に加わることで組織に対する帰属意識が強くなって、皆仲良くなれんだよ」みたいなことを主張する人もいるでしょうが、昭和か!
そもそもの話ですが、会社の飲み会自体に参加したくない人だって一定数いるはずです。
特にZ世代の人などはプライベートの時間を大切にしたいと考えているので、業務時間外での会社の飲み会は避けたいと思っているのではないでしょうか。
そんな中での宴会芸。
本当にウザすぎる。
典型的な日本人ビジネスパーソンは会社の飲み会や宴会芸は「社員全員が楽しんでいる」と思っているかもしれませんが、それはありえない。
会社の飲み会自体が嫌な人もいるのに、そういう人たちにも宴会芸を強要するなんて、もう先進国の企業がすることではないでしょう(日本が先進国か否かという問題はおいといて)。
社員に対する宴会芸の強要は重大な人権侵害です!
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