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性格と住む環境

個人の性格と住む環境とはある程度関連があるように思います。
承認欲求が強いとかイベントが好きという人は首都圏(特に東京)暮らしがあっていますし、私のようにうるさいのが嫌い、でも都市の便利さは享受したいという人は地方都市(札幌や仙台や福岡)が暮らしやすいでしょう。

それゆえ、どこに住むかというのは個人の性格に依存していると言えます。
だからこそ、自分の性格を知ることが重要であり、それを知らずして住む場所を考えるのは賢明ではありません。
よく、「老後はのんびりと田舎に暮らしたい…」というビジネスパーソンがいますが、パリピ気質なのに「田舎へ移住」し、「のんびり暮らす」とすぐに単調さに飽きてしまい、「やっぱり東京に戻りたい…」と嘆くことになるでしょう。

一方、東京に住んでいて「マジでうるせぇし、道は狭いし、歩きスマホでチンタラ歩くやつは多いし、vanillaのトラック騒音すぎ」とストレスがたまりまくっている人はおそらく性格的にゴリゴリの都会は合わないでしょう。
そういうタイプの人は神奈川や千葉、埼玉の郊外に住むのがいいと思います。あるいは、地方都市など。
首都圏ではないけれども、規模の大きい地域というのは便利でありながら生活もしやすく、あまり雑音がないので暮らしやすいです。

性格と住む環境の関連性を考えるなら、実は東京暮らしに向いている人はあまり多くはないのではないかと思います。
東京はあらゆる情報、あらゆる人が集まっていて刺激的な場所ではありますが、その一方、狭すぎで(道やマンションの間取り)あり、電車は頻繁に遅延したりとストレスがたまります。
そういう環境にずっと住み続けられるというのは(東京生まれ東京育ちは別にして)、収入や社会的地位に強いこだわりがないと難しいように感じます。

まあ他人がどこに住もうが当然、個人の自由ですが、住む場所は自分の性格をベースにして決めたほうがいいというのは間違いない事実です。
ただ単に「便利だから東京」とか「スローライフを送りたいから田舎」みたいな考えではなく、自分は何を好み、何を不快に感じるのかを明らかにすることで、自分にフィットした環境を見つけることができるでしょう。


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