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令和4年3月24日の昼飯

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本日、食したカップラーメンはこちら!

サッポロ一番
にんにくとバターの香りがそそる
ガーリックバーター風
「塩カルビ味焼そば」
新製法! もっちもち麺

だぁぁぁぁぁぁ!

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早速! いただきます!
奥さん聞きました⁉ 新製法ですって! 新製法!

って、新製法?
これが?
うーん……

なんかぼそぼそする……
というか、麺が完全にほぐれてないんですけど……

これなら、いつもの焼そばの方がおいしいような気がするのは私だけ?

でも、味は好きですよ。
粉末ソースとバターオイルのため、香りと味ははっきりと出ています。
まぁ、粉末ソースのため、味がまだらになってしまうのはお決まりですけどね。

ということで今日は「バター」つながりのお話を

Lv1のモンスターしかテイムできないと言う理由で追放されたが、どうやら俺はモンスターを進化させることができるようでスライムが幼女になっちゃた、でも、俺のパンツを下げるのやめてくれ!

 センドウ社長は、ミーナの手を掴むと控室へと引っ張っていく。
 その段階になって、初めて多くの人間たちが気づいた。
「きゃー! ミーナよ! こっち向いて!」
 黄色い歓声がいたるところで沸き起こる。
 手を引かれるミーナは、グラサンを外すと愛想笑いをしながら手を振っていく。
 やっぱり、ミーナの知名度はトップアイドルである。
 先ほどの倉庫の中のモヤシ君は、ミーナの事を知らないと言っていたが、おそらく、あれは例外中の例外なのだろう。
 その時、ミーナは気づいた。
 あのモヤシ君に1,000ゼニー支払うのを忘れたと。
 まあ、また今度、会いに行こう……お金を、支払うという理由なら、会いやすい。

 そして、この人ゴミの中に、ぼろのローブをまとう影がまた別に一つ。
 そして、それとは別に黒きローブをまとう二人組。
 いろいろな思惑の人たちも集まってきているご様子。
 さあ、そろそろ第一部のクライマックス。
 断頭執行ショーの始まり! 始まり!

 そんな表の喧騒とは別に本番前の静かな舞台袖。
 そこに、一人の男がこそこそと身を潜めて辺りを伺っていた。
 どうやら、誰かを探している様子。
 しかし、その男は作業着のズボンをはいているのに上半身は裸。
 舞台を作っていた職人さんなのだろうか?
 それともミーナのバックダンサーとか?
 しかし、その胸板は、どちらの職業からも程遠いガリガリ君。
 どちらかと言うとモヤシであった。

 このモヤシ男、実はヒイロである。
 ヒイロは、先ほどの女から1,000ゼニーを回収しようとマッケンテンナ家のコンサートに来たのであるが、さすがに上半身裸であったため、血液検査を受ける前に追い返されてしまったのである。
 だが、そんな事ではくじけない。
 ヒイロは、マッケンテンナ家の壁をよじ登り、ステージ裏へと潜入したのであった。
 しかし、マッケンテンナ家の庭は、バカ広い!
 ステージ会場も、野球場一つぐらいはゆうにある。
 さらに多くの観客でにぎわう中、一人の女を探すのは困難と思われた。
 だが、ヒイロには秘策があった。
 ヒイロは、ゴソゴソと自分の背後をあさる。
 ステージ裏に、ヒイロのだみ声が響いた。
「大人のおもちゃ!の、バター犬! じゃなくてただの子犬!」
 ヒイロはテイムしていた子犬を、自分の影から取り出した。
 そして、お守りの臭いをかがせると命じた。
「さぁ! この臭いの人間を探せ!」
 だが、子犬はキョトンとしてヒイロの顔を見つめるのみ。
 膝を折り、子犬の頭をなでるヒイロ。
「お前には無理だったかな……」
 ワン!
「ねぇ、モヤシ君……なにしてるの?」
 ヒイロの背後から女の声がした。
 ワン!
 振り向くヒイロ。
 そこには先ほど倉庫で分かれた女が立っていた。

 第68話 断頭執行コンサート開幕(3) より

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