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令和6年4月22日の昼飯


本日、食したカップラーメンはこちら!

徳島製粉
「金ちゃん きつねうどん」

だぁぁぁぁぁぁ!


早速! いただきます!

やっぱり、なにかと週初めは忙しいですね……
ろくに昼休憩も取れない……
おかげで、ブログを書くこともできやしない……

ということで、また、次のお客さんの相手をしてきますwww
って、ホストじゃないですからねwww
確かに! 私、イケメンはイケメンだけど!
イケてない麺の方ですからwww

ということで、今日は「イケメン」つながりのお話を。

 女主人の店を飛び出し曲がり角を曲がる優子。
 しかし、路地に立ち並ぶ店の明かりの内、どれがホストクラブなのか見当もつかなかった。

 一体どこなのよ……黒服は何してるのよ!

 優子は、辺りをきょろきょろと見渡す。
 まるで、腹が減った野良犬の如く、血走った眼《まなこ》であたりを見渡す。
 すでに、その口からはよだれが滴っていた。

 しかし、優子の猟犬のような鼻をしても、ホストクラブから漂ってくるはずのイケメンの匂いすら見つけることはできなかった。

 その時、優子は思いついた。

 困ったときはググればいいじゃない!
 そう、今度の女神プアールの祝福はネット接続である。

 スクールカバンのポケットから、スマホを取り出した。

 スマホの電源を入れる。

 以前は、スマホの電源を入れても愕然としたものである。
 それもそのはず、アプリがなんにも入っていない。
 電話やメールをしようにも、その相手すらいやしない。
 一体何なのこの箱わ! って思ったものだ。

 しかし、今回は違っていた。
 検索エンジンのグールグルが立ち上がったのである。

 優子は狂喜した。
 待ち焦がれたネットに遂につながった。

 私は一人じゃない!これで、誰かと繋がれる!
 そんな興奮が優子を包む。

 夜の繁華街で、スマホをもってゴリラのように踊り狂っている女子高生を、周りの大人たちは、かわいそうな目で見つめていた。

 そんな目に気づいた優子は、さっとスカートを払って咳ばらいをした。

 そうそう、ゴリラダンスをしている場合じゃないわ。
 今はホストクラブよ!

 ホ・ス・ト・ク・ラ・ブ!

 グールグルマップにホストクラブと打ち込んだ。
 現在地から最寄りのホストクラブが表示される。

 どうも、斜め前の店がそのようである。

 目の前じゃん! 黒服ちゃんとしろよ!
 どれどれ、口コミはどうかな?
 優子はそのホストクラブの口コミ欄を表示しようとスクロールする。

 その瞬間、スマホの画面が変わった。

『一日使用量に達しました。現在、オフラインです。明日のご利用、お待ちしております megazonネット』

 はぁ?

 ネットワークにつながるって、たったあれだけの時間?
 ゴリラダンスを踊っていた時間を考えると約5分と言ったところか……
 1日5分で450円って高くない!
 おそるべしmegazonネット

「ドンペリ持ってコーーーーい」
 優子は有頂天であった。

 今までの人生で貧乳の自分がここまで、男たちにチヤホヤされたことがあったであろうか。
 13歳の女子中学生としてパパ活をしていた時でさえ、成長途中でこれからどんどん大きくなっていくね。
 などとか言われていたこの胸が。
 自分のコンプレックスであった貧乳を、可愛い、癒される、こっちの方が俺は好みだけどななんて肯定され続けた。
 オレンジジュースだけで舞い上がった優子は、叫んだ。

 赤いじゅうたんが敷かれた店の中で、ホストたちが掛け声をかける。

「ユウコ! ユウコ! いいおんな!」
 優子は、店に入るときに黒服の男に、チップとして10万手渡した。

 そして、最初に対応したチョットだけイケメンホストを通じて店長に前金として100万手渡した。

 パパ活のおじさまから教えてもらったのだ。
 チップを払おうが、前金を払おうが絶対に入れない店は一見さんお断りの一流店だから、そういう店を大切にしなさいと。

 優子は思う。

 一流がなんぼのもんじゃい!

 店に入るだけで、すでにこれだけのお金を手渡した優子は、一見の客であったとしても初めから破格の対応を受けていた。

 第19話 初めての壁ドン(1) より

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