令和5年2月20日の昼飯
本日、食したカップラーメンはこちら!
NISSIN
日清
「ソース焼そば」
これがあるからやめられない
からしマヨネーズ付き
だぁぁぁぁぁぁ!
早速いただいます!
ということで、今日はnoteの「#仕事の心がけ」に便乗してみましょう!
私の仕事の心がけは、なんと! カップラーメンを食べること!
えっ? 今日のはカップ焼きソバだろって⁉
まぁ、そうともいう……
というか、今日がカップ焼きそばであって、いつもが焼きそばではない!
カップラーメンの日だって、ちゃんとあるのだ!
おっほん!
そんなことはどうでもいい!
というか、カップラーメンを食べる事と「#仕事の心がけ」がどうリンクするのか分からないだろぉ♪
ふっ! ならば、教えてくださいませぇぇと頭を下げたら教えてやらんでもないがな!
読者の皆さんの心の声
「じゃぁ、いい。別に知りたくないから」
作者悲痛なるムンクの叫び
「えっ! ちょっと! せっかくだから聞いてよぉ~聞いて行ってくださいませぇ~」
という事で、気を取り直して……
カップラーメンというのは、実に効率的な食べ物なのだ。
ストックが容易で、3分で調理可能、その上、持ち運びができるときている。
世間一般のように昼の休憩が1時間しっかりとれるのであれば、外に食べに行くという選択肢もなくもない。
だが、日本という世の中の昼休みはだいたい同じ時間帯なのだ。
すなわち、私のお客の中には、昼の休憩時間しか連絡を取ることができない人もいるのである。
となると、こちらが昼食休憩で外に出ていると一切連絡ができなくなり、一向に仕事が進まないことになってしまうのだ。
そこで、カップラーメンの出番というわけ。
カップラーメンなら、自分のデスクにいながら3分で出来上がる。
食べる時間を考慮しても10分もあれば完了だ。
いつお客さんから電話が来ても、あるいは突然、来訪があったとしても対応可能なのである。
だが……しかし……なぜか電話や来訪があるのは、お湯を入れて3分待っている間なのだ……
せめて……あと5分……いや、3分待ってくれ……
ということで、今日は「別に知りたくないから」つながりのお話を!
①俺はハーレムを、ビシっ!……道具屋にならせていただきます 一部一章
タカトはウチワについた風力のダイヤルを逆に回す。
「さぁ俺のもとに集え! 乙女の残り香、違った……カマキガルの残り香よ!」
そして、辺りかまわずウチワを振りだしたではないか。
次々とウチワから飛び出す凄い風!
じゃなかった……
そう、今度は、ウチワに向かって凄い風が吸い込まれていったのだ。
それはまるで掃除機のよう。
ウチワを通してタカトの背後へと風が吹き抜けていく。
「最大風力!」
さらにダイヤルを目いっぱいに回す。
すると、至るところに散らばっていたカマキガルの肉片が風に巻き上げられ浮かび上がっていくではないか。
「よし! うまくいった! そのまま俺のもとに集まって来い!」
大小さまざまなカマキガルの肉片がタカトのもとに集まってくると、背後にどんどんと溜まりはじめた。
しかも、不思議なことに巻き上げられているのはカマキガルの肉片のみ。
石や枝などカマキガル以外のモノは、全く吸いあがっていないのである。
まぁ、だから当然、ビン子のスカートやパンツも無反応……
少々ムッとしたビン子は不思議そうに尋ねた。
「これって、どういうこと!」
「分かんない?」
「ごめん! 全然分かんない!」
「ふっ! ならば、タカト様、この無知なビン子に是非とも教えてくださいませぇぇと頭を下げたら教えてやらんでもないがな!」
「じゃぁ、いい。別に知りたくないから」
「えっ! ちょっと! ビン子ちゃん! せっかくだから聞いてよぉ~聞いて行ってくださいませぇ~」
「まぁ、そこまで言うのなら、聞いてあげないわけでもないわよ」
「ふっ! ならば教えてしんぜよう!」
「やっぱりいい!」
「あ……ごめんなさい……私めが悪うございました……」
「分かればいいのよ! 分かれば! で、どういう仕組み?」
「あのですね……洗濯物の中には、男物もあれば、おばあちゃんのモノもございますよね……そんな洗濯物の中から美女のパンツだけをより分ける方法はないものかと思案しておりましたら、ひらめいたんですよ。ワタクシ!」
「でっ!」
「匂いですよ! 匂い! 若い女性特有の……」
ビシっ!
「もう、それ以上言わんでいい! で、カマキガルはどういうことよ」
「だからな! 美女の匂いをカマキガルに置き換えれば、カマキガルの匂いが付いたものだけを選別して吸い取るんだよ! 分かったか! ボケェ!」
なるほど……確かにビン子の服にはカマキガルの返り血はついていなかった。
だから、スカートもパンツも吸い取られなかった訳なのね。
と、今、見るとスッポンポンのタカトがそこに立っていた。
「イヤ~ん♥」
あっ、そう言えばタカト君の服はパンツも含めて全身カマキガルの血で汚れていたんだったっけ……
ということで、タカトの背後に出来上がっていたカマキガルのむくろの山の頂上で、一枚のパンツが旗のようにたなびいていた。
「とったどぉぉぉぉぉ!」
タカトが、山の頂上でパンツを掴んだ腕を突き上げていた。
それは、登頂困難な山にたどり着いたかのような登山家。
いや、無人島でサバイバルをしていた某芸能人のようでもあった。
だが、そんなタカトに顔を背けるビン子が水を差す。
「さっさと、はきなさいよ……」
そう、満面の笑みで空に吠えているタカトは今、フルちんなのだ。
ハッ! ハッ! ハクショ~ン大魔王~
大魔王と呼ぶにはほど遠いイチモツが荒野の風に揺れていた。
「いてぇぇぇぇぇえぇ!」
そんなタカトが登るカマキガルの山のふもとで、なんとジャック隊長がスッテンコロリンと転がった。
――何やってんだ、アイツ?
フルチンのタカトは、山の上でパンツを履きながら思った。
だが、タカトの目の前で、再びジャックが滑ってこけたのだ。
今度は、どうやら後頭部をうったようで……
――ありゃ……結構……痛いぞ……
いそいそと山を下りたタカトは、ジャックに声をかけた。まるで、アホにするかのようにである。
「大丈夫ですかぁ?」
ジャックは頭をこすりながら大声を上げる。
「これが大丈夫に見えるのかよ!」
「いや、ヨークの兄ちゃんよりも強いと豪語されるジャック隊長なら、きっと大丈夫かなぁと……」
「てめぇ、それは嫌味か?」
「もしかして、嫌味に聞こえましたぁ?」
「大体これは何だ?」
「なんだと言われましても……ジャック隊長が集めろって言ったんじゃないですか、カマキガルの残骸を」
⁉
「もしかして、もう、全部、集めたのかよ?」
「はい……それが、どうかしました?」
「いや……ちょっと、早くないか? どうせ、まだどこかに残っているだろう?」
「多分、全部回収できたと思うんですけど……」
「嘘をつくな!」
「なんなら探してみますぅ?」
「オイ! 奴隷兵ども、その辺りに転がっているカマキガルの肉片を探して来い!」
一斉に奴隷兵たちが辺りを捜索している間に、することが無いタカトは服を着る。
その横でビン子が不安そうな表情を浮かべていた。
第92話 第一駐屯地(7) より
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?