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子どもになれないと気づいた話

今日も起きれました。

今日は七時にパッチリ起きたのですが、まぁ六時間しか寝てないからいいかなってことで洗濯だけ干して二度寝しました。毎回あのくらいパッと起きてくれたらいいんですけどね。
明日のポケモンスリープは絶対にワカクサに行く、デリバードを仲間にする‥‥‥と言い聞かせています。
ホリデー、楽しみだなぁ。


さて今日は少し作品の話をします。 

最近SNSで発信してる『トーマのブラックボックス』というハッシュタグでこんな作品を上げました。

『鉛筆を齧ってもまずいと気付いたの
            私もう子どもになれない』

Twitterでも好評で嬉しい限りなのですが、少しこの作品を作った経緯を書こうと思います。

私には噛み癖があります。例えば手の爪。
子供の頃の指しゃぶりから派生したのか、無意識に爪を噛み砕いてしまいます。
最近は配偶者に注意をしたり、自分でも意識したりしているので、だいぶ爪もきれいになりましたが完璧に治ったとは言えません。たまにやってしまいます。
一時期食べ物ではないもの(ティッシュとかプリントとか)を口に入れていたこともあります。

鉛筆もそうでした。
小学生の頃のわたしは当たり前のように鉛筆の後ろの部分をかじっていました。親は「みっともないからやめろ」と言っても、私にとってはもう当たり前のようなものです。辞められませんでした。どれだけ可愛い筆箱を持っていても、中身の鉛筆はぐちゃぐちゃに噛み砕いてあるんです。そんなの可愛くないですよね。
消しゴムがついていても消しゴムを避けて噛むので意味がありません。
何が良かったんだろうと思えば、こわしていくのが良かったのかもしれません。噛んでぐちゃぐちゃになって木の破片がペリペリと捲れていく。それが気持ちよかったのかもしれません。あと黒鉛の少し苦い味。あれもクセになる要因だったのかもしれません。断言はできません。しかしあの頃の私にとって鉛筆を噛むこと=当たり前だったんです。

中学生になりシャーペンを持ち始めてからペンの裏側を噛むことはなくなりました。ただのプラスチックを咬んでもどうにもなりません。 そんな生活が10年以上続き、私は大人になりました。
私は齧ってみたくなりました。家に転がっていた鉛筆を、一口かじってみたんです。

不味かった。

吐き出して、口をゆすぐほど不味かった。

なんでこんなもん口に入れられんだよって思いました。

私はあの頃の当たり前をいつの間にか失ったことに気が付きました。あの頃に戻れないことも分かりました。他にも沢山失ったものがあるはずだけれど、あの時痛烈に味わった苦みは忘れられません。
成長、といえばいいのかもしれませんが、私は少しさみしくなりました。

勿論いいことであることは受け止めているんですけどね。

そんな私の作品紹介と、昔話でした。


TwitterとInstagram、Threadsで気が向いたら作品を上げているので、
もしよければ覗いてくれると嬉しいです。
(Twitterはプロフ欄から、Instagramは下記から)

さて12/16LUPICIAのアドヴェントカレンダーは『ベルエポック』正統派って感じの紅茶で、おみやげに買ってきてもらったシュークリームといっしょに飲みましたがめちゃくちゃ合う。お上品になった気分です。


そんな感じです
それではおやすみなさい

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