見出し画像

WITH HARAJUKU|半オンライン・半リアルの展示会開催

当社がデザインした「半オンライン・半リアル」の展示会事例。第3段。

いしかわ「次代を創る可能性素材展」

2020年9月末に開催した[PHASE]‐2(AP品川)に続き、2020年12月に石川県繊維協会様のご依頼により、いしかわ「次代を創る可能性素材展」の会場デザインを手がけました。今回は10社の出展者様のほとんどが会場にいない「オンライン出展」の形式。つまり[PHASE]の形式を引き継いだ、「半オンライン・半リアル」の展示会型式になります。会場は、原宿駅前の「WITH HARAJUKU」3階にあるコワーキングスペース「LIFORK」。

画像1

画像2

画像3

今回の「半オンライン・半リアル」の形式は、[PHASE]に比べてオンラインの手法を進化させています。具体的にはモニターを縦使いにし、上半分をZOOMで「常時接続」。中央に会社名を記載し、下半分にホームページや動画を流す、という手法をとっています。カメラは解像度の高いものをモニターの上部に設置。声も聞こえやすいようにスピーカーを設置しています。モニターそのものを台の上に設置することで、来場者の方が腰を曲げなくても話せるように、また少し高い位置にカメラを設置することで、複数人と同時に会話ができるようにしています。

画像5

各展示台には、常時接続したモニターを設置していますが、各展示台以外にも会場全体を見渡せるように別のカメラも設置。各出展者が、会場全体の様子を常に確認できるようにしています。

画像6

各出展者のオンライン接続は基本的に「常時接続」としていますが、それぞれには待機方法をお伝えしています。常に画面の中で待ち構えるのではなく、画面には入っていなくても、すぐに返事等の対応ができるようにしてもらっています。つまり、画面に向かって「すみませーん!」と声をかけると「はいはい!」と出てくる、というイメージ。

画像7

画像8

画像8

今回のこの展示会によって、「半オンライン・半リアル」の展示会形式の形の理想形が見えてきたように感じています。[PHASE]の1回目から今回まで、得たそれぞれの経験を活かした形で展示会が開催できれば、今後のコロナの状況下でも開催できる希望が見えてくるのではないかと思うのです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?