ペンギンへの想い

前回チラッと書きましたが、ペンギンにこだわる理由について綴りたいと思います。

好きになったのは？

ペンギンが好きになったのはたぶん中学生のとき。
空を見上げて飛ぶことを夢見るペンギンが描かれていたファイルを持っていたことからだったと思います。
好きと言ってもグッズを集めることくらい。

ちなみに高校時代はごく一部から「ペギー」と呼ばれていました。もちろん葉山さんは関係なし。

教員時代に始めた一人旅

どちらかというと、引っ込み思案で過ごしてきた私でしたが、教員という職業に就き、一人暮らしを始めた時から外に出るようになりました。おけいこを始めたり。
長期休みは旅行へ。
最初は友人とツアーに参加していましたが、夏休みに一人でインド、マザーテレサのボランティアツアーに参加したときに「ここまで来れたのだから、一人旅できそう」と思って一人旅をすることに決めました。

NZでブルーペンギンに感動

行き先を決めるときに思い出したのが、ペンギンでした。
せっかくなら、大好きなペンギンに会いに行こうと思ったのです。
ニュージーランドには野生ペンギンが何種類かいて、日本の動物園や水族館にいないペンギンがいる。
そしてインドよりも安全そう。（インドはそこそこハードでした）
行き先はNZに決定。
冬休み11日間を利用し、おニューのバックパックを背負ってNZ南島へ。

初めて会ったペンギンは世界一小さいペンギン、ブルーペンギンでした。
※ブルーペンギンは日本にもいます

警戒心が強いので、近寄れなかったのですが、波に揉まれて必死に海から巣のある陸地に戻ってくる姿に感動しました。これは動物園・水族館では見られないなと思いました。
NZでは他にもイエローアイドペンギンに会うことができました。

ガラパゴスペンギン

次に行こうと思ったのが、ガラパゴス。
ガラパゴスペンギンも日本にはいません。
※昔々、上野動物園にいたそうです
絶滅危惧種で一番個体数が少ないペンギンです。

「死ぬまでに一度は行きたい旅行先」によく選ばれていますが、本当に素晴らしいです。他では見られない動物たちが生き生きと生活している姿に出会えます。
この旅がきっかけで教員を退職し、エクアドルに語学留学することになりました。
※ガラパゴス諸島はエクアドルにあります

なかなか行きにくい場所ではありますが、私はトータル4回も行っています。大好きな場所の一つです。

南極

留学ビザが切れるときに帰国した私でしたが、心残りがありました。
せっかく南米にいたのだから、南極に行きたかった！
南極行きの準備を始めました（笑）

まずはアルゼンチンの首都ブエノスアイレスに入り、飛行機で最南端の町ウシュアイアへ。
ウシュアイアから南極クルーズに乗り込みました。

南極クルーズで出会えたのは、ジェンツーペンギン、アデリーペンギン、ヒゲペンギンの3種類。

ジェンツーペンギン

アデリーペンギン

ヒゲペンギン

南極では子育ての様子や悠々と泳ぐ姿、氷の上にいるペンギン（ホンマにいるんや！と興奮しました←いきなり関西弁）

パタゴニア

南極クルーズを終えた後、パタゴニア各地にもペンギンスポットがあることを知り、それらの地域を訪ねることにしました。

ウシュアイアからツアーが出てるペンギン島（マゼランペンギン）

チリ、プンタアレナスからのツアーで会ったキングペンギン

同じくプンタアレナスからマグダレナ島（マゼランペンギン）

アルゼンチンのプエルトデセアドのイワトビペンギン

チロエ島かアルガロボ島かラセレナのフンボルトペンギン
（パタゴニアではありません）

死ぬまでの夢は「野生ペンギン全種類制覇」です。
※研究者しか入れない島にいるペンギンもいて結構難しいです

ペンギンゲストハウス

では、なぜペンギンのゲストハウスになるのかということですが、実は1室を自分の部屋にします。
ということは今の家から引っ越しをするということで、数あるペンギングッズ（「ぺもの」と呼ばれているらしい）も一緒に引っ越します。
そうしたら、ペンギンだらけの部屋になるに違いない。
インテリアはペものです。
それならば、いっそのこと、ペンギンのゲストハウスにしてしまおう！その方が私も楽しいし・・・と思って屋号にペンギンを入れることにしました。

いかに私がペンギンバカか・・・という話を書いてしまいましたが、こうやって長年「ペンギン、ペンギン」と言い続けていたら、ペンギンを見たら私を思い出す人、ぺものをプレゼントしてくれる人がどんどん増えてきました（笑）

私らしいと思ってもらえたらすごく嬉しいなと思っています。

ゲストハウスKembuchiペンギン家をどうぞよろしくお願いします！