LINE公式アカウントはユーザーからどう思われている?本音ベースで聞いてみた!
こんにちは!株式会社アイトリガー マーケティング担当の伊東です。
弊社では、toCの事業会社のマーケターや代理店の方に向けてLINE活用に関するウェビナーをよく開催しており、その中で任意でアンケートを取らせていただくことがあるのですが、
「LINE公式アカウントの活用を検討している!」
「LINE公式アカウントは既に活用している!」
という方が多くいらっしゃる印象です👀
▼9/9開催のウェビナーでは7割弱の方がLINE活用に興味を示されています
また、弊社のプロダクト『Penglue』をご導入いただいたクライアントだけでなく、他のLINEを活用したサービスを導入されていたり、自社でLINE公式アカウントを運用されていたりする企業様の中でも、成果を出されている事例が多く見受けられます。
▼Penglueについてはこちらの記事をご覧ください!
マーケティングチャットボット「Penglue」を開発した理由
うまく運用することができれば、LINE公式アカウントの活用は大きな成果をもたらしてくれますが、実際にLINE公式アカウントを利用しているユーザーはLINE公式アカウントに対してどのような印象を抱いているのでしょうか?
そこで今回、私の知り合いである20代~50代の男女5名の方にLINE公式アカウントの印象について本音ベースでお話いただいたので紹介していきます!
普段の業務の中では「LINEのビジネス活用は本当に成果が出るのか」「さらに成果を伸ばすためにはどのような施策が有効なのか」ということに考えることが多いと思いますが、”ユーザーからはどのような印象を抱かれているのか”という1歩別の視点からも見てみてはいかがでしょうか?👀
興味のある見出しから、ぜひご覧ください。
1)そもそもLINE公式アカウントって知ってる??
まず初めに、そもそもLINE公式アカウントという存在について知っているかどうかについて質問したところ、50代女性の方以外の5名中4名の方からは「知っている」とのことでした。
そして「知らない」と答えた50代女性の方にもう少し質問してみると、企業のアカウントがあることは知っていましたが、それが”LINE公式アカウント”と呼ばれていることを知らなかったようです。
最近は小売店の受付などで、”LINE公式アカウントの追加で~がもらえる!”といったポップのように、マーケティング業務以外でも”LINE公式アカウント”の文字を見ることが増えてきましたが、まだまだ”LINE公式アカウント”という言葉だけではピンとこない方も少なくなさそうですね。
2)LINE公式アカウントは使ったことある??
LINE公式アカウントの使用経験に関しては、先程「LINE公式アカウントについて知らない」と回答いただいた方含めて、すべての方が使ったことがありました。
私が初めてLINEをインストールした中学3年~高校3年くらいの6年程前は、知り合いしか友だち登録していなかった記憶がありますが、今では幅広い年代の方がLINE公式アカウントとも友達になっているようですね!✨
3)LINE公式アカウントとは何がきっかけで友だちになったの??
すべての方がLINE公式アカウントを使ったことがあるということで、次に気になるのは何がきっかけでLINE公式アカウントと友だちになったかということですよね。
回答をまとめたものがこちらのグラフになります!
友だち追加のきっかけとして最も多かった回答が、『スタンプの獲得の為』というものでした。
私も経験がありますが、多くの方が便利なスタンプを得るために友だち追加した経験があるのではないでしょうか??
質問に答えていただいた50代女性の方はちょうどスタンプの使用期限が迫っていてうなだれていたり、40代女性の方は「かわいいスタンプがあるとついついLINE公式アカウントを追加してスタンプをDLしてしまう」と仰っていたりと、スタンプ配布はユーザーによってはLINE公式アカウントを友だち追加する大きなインセンティブになっていることが分かりました👀
しかし、スタンプ配布を行っている企業様からすると目を背けたくなるような回答かもしれませんが、このうなだれていた50代女性の方にLINE公式アカウントからのメッセージは読むかどうか質問したところ、「スタンプのために友だち追加した企業がたまたま興味がある企業であれば読むけど、それ以外は一括既読機能で既読を付けて全く読まない」とのことでした、、、
スタンプ配布施策では多くのユーザーからの友だち追加が見込めますが、ターゲットとなるユーザーが幅広くない限り、そのサービスに興味を持って購入にまで至るユーザーは少ないことが予想されます。
そして次に多かった回答は『実店舗のQRコードから』というものでした。
50代男性の方がLINE公式アカウントの友だちになったきっかけは唯一こちらだったのですが、追加していたアカウントは薬局や某ファストフード店など、日常生活の中で頻繁に利用する企業のアカウントでした。
スタンプやWeb上での購買行動中でのLINE友だち追加が見込めない層には、チェーン店など実店舗を多く持つ企業であれば直接友だち追加を促すことが効果的だと思われます。
4)LINE公式アカウントを今後も使っていきたいと思う??
LINE公式アカウントの活用を検討している/既に活用しているマーケターとしては気になるであろう、”LINE公式アカウントを今後も使っていきたいと思う?”という質問に対しては、5段階評価で回答してもらいました!
(※1:使う気はない~5:使っていきたい)
4をつけていただいた方からは次のような理由が聞かれました。
LINE公式アカウントが、スタンプや自分にとって役に立つような情報を提供してくれた経験から今後も使っていきたいとの声が多かったです!
また、それぞれの方にどうして5ではなく4なのかについて聞くと、共通して”通知の多さ/頻度の高さ”を挙げていました。
40代女性の方は「商品やサービスの紹介ばかりの通知は少しうるさく感じる」という声が聞かれました。また、20代男性の方にどのくらいの頻度だとうるさく感じるか聞いたところ、1日に2回以上だとうるさい印象があるようです。
一方、1の回答をいただいた20代男性の方は、
「スタンプやクーポン獲得の為に見ているだけなので、積極的に使っていこうとは思っていない」とのことでした。
これらのことからLINE公式アカウントの運用の際には、ユーザーにベネフィットを提供できるようなアカウントであり、プッシュ通知もうるさい印象を抱かれないようにユーザーにとって役に立つコンテンツを送ることが重要なことが分かります👀
5)総合的に見てLINE公式アカウントへの印象は??
最後に、5名の方にLINE公式アカウントの印象について、こちらも5段階評価で伺いました!
(※1:悪印象~5:好印象)
プラスな意見としては次のような声が聞かれました。
一方、マイナスな意見としては次のような声が聞かれました。
プラスな意見とマイナスな意見を両方踏まえて、LINEでユーザーと継続的にコミュニケーションを取るためには、プッシュ通知の適切な頻度を検討すると同時にメッセージ内容もユーザーにとってベネフィットとなるようなコンテンツにすることが重要だと分かります。
ユーザーから役に立つと認識されることが重要
さて今回は私の知人5名にご協力いただき、LINE公式アカウントに関する質問を通してLINE公式アカウントがユーザーからどのように思われているのかを明らかにしました✨
正直質問をする前は、頻繁なプッシュ通知の印象が強く”LINE公式アカウント”というものに対してあまり良い印象は抱かれていないかもしれないな、、、と思っていました。
しかし、自分にとって必要ない情報を送ってくるアカウントはあるものの、そうではなく役に立つアカウントもあるので今後も使っていきたいという声が多かったことは意外でした!
一方で、一度”役に立たない認定”されたアカウントは
・ブロックされる
・メッセージを見る前に一括既読機能で既読を付けられる
・未読のまま放置される
のどれかで、一度このような対応を取られるとLINE公式アカウントを使ってユーザーとコミュニケーションをとることはとても難しくなります。
そのため、LINE公式アカウントを運用する際は
・LINE公式アカウントへの集客施策はサービスのターゲットから友だち追加してもらえるのかどうか
・商品やサービスの情報などが多く、ユーザーがベネフィットを感じるようなコンテンツを送れているかどうか
・ターゲットが鬱陶しいと思う程の頻度でメッセージを送っていないか
はチェックする必要があります!
今回の記事はこちらで最後になりますが、実は彼らには弊社のプロダクト『Penglue』も体験してもらいました🐧🐧🐧
次回は、このPenglueを体験してもらった感想や体験を通してLINE公式アカウントに対する印象に変化があったかどうかについて書いていこうと思います🖊
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