㉘『克己』-自分に克つことの難しさ-
こんばんは!
今日は投稿が少し遅れてしまいました。
毎週木曜日は日々のことを忘れ、遊びに費やしているのでついつい投稿が疎かになりますね(笑)
さて今日は「克己」について話していきます。
高校の部活動で大昔から語り継がれるスローガンのようなものがあった。
それが「克己」だ。
克己とは己に勝つという意味を持ち合わせている。
その当時はあまりこの言葉の意味が分からなかったが今になってはようやく理解できる。
弓道という競技は実に面白い競技で的までの距離や的の大きさは変わらない。
ということはどういうことか?
中(あた)っているときの動きをそのまま体現できれば弓道という競技は外すことなどないのだ。
しかし百発百中の名手は存在しない。
それぞれどうして外しているのかと言うと自分に負けているからであると考える。
距離や大きさも変わらないのに何が原因で外れるか。
それはその場の緊張感、集中力切れ。
多くの要因から来ていると言える。
つまりこの競技は自分自身との闘いなのである。
私はこの競技を始めてから何回自分に負けたのか数えきれない。
外しまくっているので正直負けている数の方が圧倒的に多い。
その中で何回か自分に打ち勝つこともあった。
自分が考える弓道の醍醐味は
「自分自身との闘い」である。
私自身は自分自身と戦って勝てたことが一番のモチベーションなのである。
弓道は今年でやめようと思いますが
自分自身に打ち勝つ「克己」のスピリットは
仕事をするうえで絶対に忘れることなく今後の糧にしていきたいです。
皆さんもぜひ些細なことでもよいので自分に勝ってくださいね!!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?