見えない未来だからモヤモヤしてしまう

昨日、私が趣味としている書道のことで困っている話をあげました。

その後、まだいたずらが続いたので、Instagramの書道アカウントに鍵をかけるしか方法がなくなりました。何をどうしたいのかわからない状態です。

私は持病の都合上、カウンセリングを受けています。私の場合は、病院に公認心理士がいるので、自立支援制度を利用して受けることができます。（自費にならない理由はあるので後日説明）

現在カウンセリングの中で「アサーション」についてのワークを受けています。

アサーションとは「自己表現」トレーニングで、「自分も相手も傷つけない。お互いを大切にした自己表現方法を身につける」ワークをしていきます。

アサーション〈自己表現〉トレーニング ｜ 株式会社 日本・精神技術研究所（日精研） | 心理アセスメント・心理トレーニング

1人で勝手にすることは難しいし、間違えた認識を植え付けますから、臨床心理士や公認心理士で訓練を受けた方とワークをする必要があります。

色々とトレーニングやワークをしていくうちに、自分は何て恥ずかしい人間なんだと気付かされることがあります。

私の担当の先生は、「あなたが思うことや感じることは、誰にでもあることですよ。トレーニングをしていくうちに、どうすれば双方傷つけることなく、自己表現ができるかってのが、アサーションなんですよ」と教えてくれました。

今、コロナ禍で、第３波が来ていると言われていて、コロナ疲れとコロナ鬱が問題になっています。

心の疲れは、本当は心にないことを言ったり書いてしまって、誰かを傷つけてしまいます。私も誰かの心を傷つけたり、誤解を招いたまま、どうしようもない状況になっています。

特に、SNSでは文章でしか表現ができないので、誤解を招いてしまうのは簡単に起きるし、どう注意をしても避けようがないのかもしれません。

普段なら怒らないことで怒って喧嘩になって、離れていくこともあるでしょう。

アサーションを学ぶ機会があることは、私はラッキーだったのだと思うのですが、独学や本を読んで勉強は、とても危険なことです。

心理学というのは、学びたい人が多いかもしれませんが、「人の心理」を扱うのは難しいです。物心ついた時からの記憶を辿っていくことも必要なことがあって、忘れたかった記憶を吐き出すことはかなりの労力を使います。

マウントを取られた取ったについても、当人にしかわからない部分があるので、何も知らない第３者が介入して語るべきでもありません。

今、悪口や誹謗中傷、マウント取りが起きるのは、コロナの終息が見えない「見えない未来」があるからではないかなと思います。安全な未来がいつくるかわからないモヤモヤから、不満が変化していって、他者を攻撃するのではないでしょうか？（この理論については、先生とも話し合って、まだまだ深く掘り下げる予定）

モヤモヤしたり、イライラするときは、多くの情報が入りやすいSNSから離れてみること。もしくは、情報番組から離れること。

多くの情報は、イライラしている時に入ると誤った判断を与えてしまいます。

難しい課題かもしれませんが、「自分が誰かを攻撃していることを書いていないか？」と振り返ってみませんか？私は一度振り返りをして、とんでもないことを書いているのを多々発見し、取り返しがつかないことをしているのも気が付きました。

だからといって、もう元の状態には戻りません。それなら、これからの自分を少しずつ変えていくことにしてみようじゃないかって。

いきなりはハードルが高いので、じっくりと取り組んでみてはどうでしょうか？
自分も他人も傷つけない自己表現、これからは大事なことになることでしょう。