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ブラボー!ほめて伸ばす!海外の育て方

うちの子供達は、2人とも、思いついたアイデアを躊躇なく実行するキャラです。ちょっと周りをみて遠慮…とかは、一切ない感じです。これは、インターや海外で、個性を大事にして、ほめて育てられたおかげかなと思います。

中高生だった息子の学校では、クワイヤー(合唱)とオーケストラのコンサートがあり、娘の幼稚園や小学校は、合唱発表会とお遊戯会の中間の様なウィンターショーが有りました。

ウィンターショーは、いちよう振り付けの練習も、リハも、衣装も、それらしくするのですが、規律はないので、バラバラ!

各自勝手に表現しています。最初みた時は、「なんだこりゃ」と。日本のお遊戯会や合唱のきれいに揃った感じと全然違う。放送事故レベルで…。

でも、親たちは「ブラボー!」と「ヒューヒュー」の口笛。自分の子供が舞台の上で、一生懸命してたら、そこに規律なんて、必要ない!その通りかなと思います。

中高のクワイヤーとオーケストラのコンサートは教会で厳かで温かい雰囲気の中、レベルの高い演奏と、上手なバイオリンの独奏やパフォーマンスなど、素敵な時間でした。踊りながら歌う子達もいて、それぞれがベストパフォーマンスを出す感じ。

学校のホールでのコンサートでは、クイーンの「ボヘミアンラプソディ」を歌った時も。親を前にボヘミアンラプソディときたか。とびっくりしたのですが…。(歌詞の内容は検索してみて下さい。英語が母国語の親も沢山いる中で、なかなか勇気のいる選曲かと。)曲調が次々と変わり、ロックもクラシックテイストも有り、ママ〜と切々と訴える歌詞が、短いオペラをみてるようでもありました。日本の合唱のイメージとは違い、各自が好きなスタイルで歌ってるなと。もちろん最後はスタンディングオベーションでした。

習い事のバレエの発表会も、大まかな振り付けがあるものの、大きい幕物の演目は、各自が劇の役者のように、自分の動きを考える感じ。主役ではなく、後ろの方で、街の人を踊る子達も、それぞれに演技します。センターでなくても、自分で考えて、街の人の喜怒哀楽を表現する最大の演技をするので、例え、後ろの方であっても、やりがいもあるし、何十人がそれぞれに考えて、個々に別々の演技しているので、舞台に、とても厚みがあります。見るも楽しく、本人も、素敵な経験だったと思います。

日本の学校や習い事の発表会は、沢山全体練習をして、全体の規律やキチンと整っている事に、重点が置かれているように思います。規律が整っていない事にお叱りをうけることもあります。(それも日本の文化の一部だし、貴重だと思いますが^_^)

海外やインターでは、規律や整っている事は重要でなく、一人一人の頑張りに、親からも、周りからも、惜しげもない歓声や賞賛があります。プロなら、調和や整った美しさも見せてほしいですが、子供達には個性と頑張りを見せて欲しい。そして、ブラボーの歓声を浴びて、思い切り、伸びて欲しいと思います!




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