れでぃ夫

この物忘れがスマートフォン認知症なのか、脳を使っていないだけかわからないから文を書く。 あと、映画を観ます。

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最近の記事

【映画感想文】『アディオス・アミーゴ』【第37回東京国際映画祭】

大勢の人が知ってる最近上映されている映画の感想を書きたいという気持ちと せっかく東京国際映画祭に行ってんだから、なかなか観れない映画の感想を書いときたいという気持ちがせめぎ合う今日この頃。 去年は『西湖畔』とか『雪豹』、いわくはあれど『タタミ』といった作品がね、バツンと記憶に残っとりますね。 雪豹、美しいチベットの山の風景と日本にも根深く存在する害獣問題を扱っていて見ごたえあるんですよね。 まあ、ぼかぁ山きれーサイコーくらいのテンションで観てる映画不信心者なんですがね 今

    • 【映画感想文】『あたしの!』

      日本人としてこの世に生を受けて、1つ残った唐揚げの所有権さえ主張できない生活を続けているとこの「あたしの!」という姿勢は新鮮に映る。 なーんてこと言っても、人生をまあ、織田信長の言うところの半分以上は生きてくると、ずうずうしくもなってくるもので。 先日、飲み会をはしごしてきた私は友人に「食べ物は少しでいいかも」と言いつつ、一番積極的に食糧の獲得に動いてた卑しさを思い出しながら みずみずしい「あたしの!」の感想を書いていきやす。 映画のプロフィール 原作:幸田もも子「あたし

      • 【映画感想文】『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』 ちゃぶ台返しの卑怯者

        なんだかあまり評価されていない映画『ジョーカー』シリーズの2作目。 微妙に長いし、二の足を踏んでいたらこんなに観るのが遅くなってしまった。 酷評をさらってみていると、前作とトーンが違うことや思ったものとは違うという内容での批評が目に付く。 自分の目で判断しようと思って観てみると、作品的には結構大胆なかじ取りをしていて悪くはない。 だが、そんなものはどうでもよいくらい、卑怯で人を馬鹿にした作品だとぼくは感じた。 映画のプロフィール 監督:トッド・フィリップス 出演:ホアキン

        • 【第37回東京国際映画祭】『英国人の手紙』【感想】

          お久しぶりです。 東京国際映画祭に入り浸っているし、映画もそこそこ観ているのに 何も残さないのは脳のためにも良からざるものだと思い、 感想を書き綴ってみようと思います。 今回は、コンペ部門から『英国人の手紙』をチョイス。 周囲の反応を見ていると、評判は芳しくない様子。 とはいえ、ぼくにはキラリと光るものを見出したので この作品の横に立ちたいと思って筆を執った次第です。 映画のプロフィール 監督:セルジオ・グラシアーノ 出演:ジャン・ペドロ・ヴァス、ほか。 136分 ポ

          【ネタバレあり】『ニンフォマニアック』のラストシーンについてだけ考えてみた

          リバイバル上映に行ってきた映画好きではあるものの、新作映画ばかりを漁り、 映画ファンになった2016年以前の映画には とんと詳しくない映画不信心者の私。 映画好きにもかかわらず、集中力が雀の涙ほどしかなく 自宅では映画のえの字もない生活を送っており、 およそ快楽のためにしか映画を摂取していない可哀そうな生物なんですけども まあ、映画館でやってくれさえすれば旧作も観ることができる。 ということで、現在、胸糞映画の大家として知られる ラース・フォン・トリアー監督の特集上映がや

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          誰しも他人を”動物”と捉えている

          コロナが5類に引き下げられ、かつて毎週のように行われていた 友人との語らいの場がようやく戻ってきています。 飲み会を企画し、久しぶりの人と話す。 あーこういう機会が昔は山ほどあったなぁと感動する。 こうやって他人とかかわるのが遠い昔だっただけに どぎまぎとしてしまう。 こうやって親しい他人と再び相まみえるのは久々。 人間を人間として対峙するのが懐かしい。 人間を人間として対峙すると言ったけれど、 我々人間は動物と接するときに、 ちょっと汚いかもとか病気を持ってたらどうしよう

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          ”言い訳”という言葉を悪用しはじめた極悪人がいる

          皆さんは、「言い訳」という言葉を感覚的にしかとらえられていないと感じることはありませんか。 日々を過ごしていると「言い訳を言うな」と言われる機会は山ほどあると思います。ないか。 わたしのようなズボラ人間は言い訳でやりくりしてここまで生きてきた というような人生を送っているものですから、 言い訳とは言いようのない連帯感を持っているというのも事実であります。 でもね、言い訳っていったい何なんでしょうか。 言い訳のレンジは個々人が感覚的に定めていると感じることがあります。 何かに

          ”言い訳”という言葉を悪用しはじめた極悪人がいる

          ”シュークリーム風パン”に見る本末転倒の美学

          徐々にではあるが、出社体制というものが再整備されてきている。 わたしも週3日も出社するようになった。 別に出社自体は嫌いではない。 わたしのようなずぼら人間は会社という檻の中の方がのびのびと仕事ができる。 テレワークという環境はさぼり方を覚えさせ、 脳の使用率を著しく下げる悪魔の果実だ。 スマ認(スマホ認知症)を自覚する身としてはテレワークは大敵と言っても差し支えない。 ()のなかでもスマホと略してるのが滑稽。 出社に対して、寛大な心を持つわたしでも 唯一許せないことがある

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          はじめまして、れでぃ夫です

          自己紹介こんにちは、れでぃ夫です。(2024.11.5 追記) よく使う名前でやり直し。 新型コロナ禍になって、 いろいろ自分のスタイルで生きられるようになって 楽して楽して、うすらぼんやりと日々を過ごしていると なんだか物忘れが激しくなりました。 言葉をすぐに思い出せないし、 好きな映画のタイトルも俳優さんの名前も すぐには手元に用意できない日々が続き、 恐怖に駆られて、noteを開きました。 なんか昔は、文章でも書いて一儲けできるようになったら嬉しいな とか、野心

          はじめまして、れでぃ夫です