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インド旅行記

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2001年8月末から2001年11月末までインドのダラムサタにボランティアで行っていた時の旅行記です。
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#チャイ

送別会

送別会

2001年11月23日。ダラムサラ滞在は明日までである。明日にはダラムサラを去り、デリーに向かわなければならなかった。これでもうあのオヤジとはしばらく(永遠に)あえないだろうな~と思い、ムーンライトカフェにチャイを飲みにいった。静かな夕暮れ。通りはいつものように外国人旅行者と地元のチベット&インド人、それに牛や羊が通り過ぎていく。しかし、この日の夜はなんだかセンチメンタルになっていた。ダラムサラに

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チベット青年会議

チベット青年会議

2001年10月25日。この日も、いつもと変わらずMOON LIGHT CAFEにチャイを飲みに行こうとJogibara Roadを歩いていくと、バスターミナルのところで大学生らしきチベット人の青年たちが固まって何かアジ演説をおこなっていた。
興味があったので、しばらくその様子を見ていると、どうやらデリー大学のチベット青年会議のメンバー達で、TIPAで何かイベントをやると言っているのがわかった。大

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TCV

TCV

2001年10月23日。もうかれこれ2週間ほど姿を見せなくなっていたツェリン・ドルジェとロプサン・ダワ・ラが気になって、朝、朝食を済ませると、一路TCVへ向かった。ツェリン・ドルジェはTCVのコンストラクション部門で働いている。ロプサン・ダワ・ラはそのTCVの偉いさんである。昨日の下痢の襲撃の後遺症が残っていて、ろくに何も食べてなかったので身体は疲労感と栄養不足でへとへとになっていた。それでも2人

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発表会と打ち上げパーティー

発表会と打ち上げパーティー

2001年10月21日。今日はダンスのワークショップの最終日で大勢の見学者の前で発表会を行う事になっていた。このワークショップの最終的な目的はレジュメに書かれていたCo-body(共身体)とSub-body(未身体)のディープ・コミュニケーションだという。Lee氏がダンスによってしかできないディープなコミュニケーションを通して目指しているものとは、人と人がからだを開きあい、もともと生命が生まれたと

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MOONLIGHT CAFE

MOONLIGHT CAFE

2001年10月10日。ダラムサラに来てすぐの頃から朝か夕方、チャイを飲みに行く習慣が付いた。チベット名物のバター茶は9-10-3の朝食時にこれでもかと言うくらい飲まされていて、少々食傷気味(実はあまり好きではない)だったので口直しにインドの甘いチャイがほしくなったのである。マクロードのバスターミナルからBhagsu-NathRoadを行ってHOTEL TIBETを過ぎたあたり、HOTEL KOK

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