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2度目の『繊細だね』――異なる2人からの言葉が教えてくれたこと



「繊細だね」と言われた日


今日、勤務先の社長から「お前は繊細だからね」と言われました。

その言葉に少し驚きました。

というのも、6年前、派遣社員として一緒に働いていた女性にも、同じようなことを言われたことがあったからです。

「あなたは繊細だと思う」と彼女が言った時、

当時は自分のことを「ズボラな人間だ」と思っていたため、それが自分に当てはまるとは思っていませんでした。


でも、社長に言われた時、なぜか6年前の彼女の言葉が蘇りました。

2度も異なる人から「繊細だ」と言われたことで、

ふと、自分は繊細なのだろうか?と違和感を感じた40台です。


高尚な人が見せる「色」


この気づきとともに、私は以前から感じていた不思議な感覚を思い出しました。

このような感覚的な事を感じていらっしゃる方は令和の時代にいるのかしら?

自分ageするわけではありません。


尊敬する人物や、特別に高尚だと感じる人たちが、年を重ねるごとに藤色のような色合いから、徐々に淡い色に見えてくるという感覚です。

最初は彼らが強い存在感を持ち、藤色のようにしっかりとした輪郭を持って見えていたのに、時が経つにつれてその輪郭が柔らかくなり、淡くなっていくのです。


この感覚は、私の内面的な変化や彼らとの関係性の変化を映し出しているのかもしれません。

まるで、彼らが穏やかで無私な存在になっていくように見えるのです


ここから、自分ageの事を書きます。

HSPとの出会い

「HSP(Highly Sensitive Person)」という言葉を知ったのも、そんな感覚と無関係ではありませんでした。

繊細で周囲の刺激に敏感な人を指すこの言葉を初めて知った時、まるで自分の感覚が説明されているような気がしました。

高尚な人々が徐々に「淡い色」になっていくのも、自分の感受性が彼らの変化や内面の奥深さを敏感に感じ取っているからかもしれません。

特別なウイスキー「バレンタイン?バランタイン?」


今日は、そんなことを考えながら、後輩から転勤の際にいただいたバレンタインをハイボールにして飲んでいます。

後輩が贈ってくれたこのウイスキーにも、彼の感謝の気持ちが詰まっています。

彼のような存在も、最初はしっかりとした色合いを持って見えていたのに、今では彼の思いやりや感謝の気持ちが、柔らかく優しい色に感じられます。

それでも迷う40代


「40歳は不惑の年」と言われますが、まだまだ私は迷い続けています。

人間関係や仕事に対する迷いは絶えません。

でも、自分が繊細であることを受け入れ、高尚な人々が「色」として見える不思議な感覚も、自分の一部だと認めることで、少しだけ楽になった気がします。


社長や6年前の女性の言葉、
そして後輩から贈られたバレンタイン12年の味わいを通じて、
私は自分自身と向き合いながら、少しずつ前に進んでいるのだと感じています。

自分の中にある繊細さ、そして他者との関わりを感じるその感覚を大切にしていきたいと思います!

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