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ウクライナ侵攻以降の対ドル通貨比較

そういえば、はれときどきぶた🐖の主人公ってあだ名が「十円安」だったよね。皆さん読んだことあります?児童文学なんですけど

はい。今回は円安をドル、ユーロ、ルーブルとの比較でサクッと話していくよ~


……

日本は低金利政策により円安が常態化している。今までは工業製品の輸出で成り立ってたから円安のメリットが大きかったけど、国際競争力の低下で売るものがなくなりつつある。EV車は中国韓国に出し抜かれてるし半導体は技術そのものを売り渡してしまってるし、今や日本は自国でパソコン一台作ることもできなくなってしまっている。

で、円安を解消するには金利を上げればいいって話もあるけど、そうすると株価が下落して地獄を見るかも…っていう。最近中国資本が入りまくってるけど、もし円安に続いて株価まで下落したらマジでやばいかもね。そういえばハウステンボスが900億円で買収されたそうで。実は博多駅の駅ナカや周辺のビルが中華風の構造になってるらしいよ。侵略ってこういうふうに知らず知らずのうちに進むんやなって

あと、元々円安が常態化してたところにコロナショックが来て経済が停滞したのよね。で、先に立ち直ったアメリカでは経済が回りだして商品やサービスの需要が逼迫し、インフレ傾向になりましたと。米政府はこれを引き締めるために金利を上げた結果、投資家によるドル買いが進みドル高になった。ここで日米の金利差が拡大してさらに円安ドル高が加速したわけだね。

さらにロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー問題も関わってくる。経済制裁でロシアからのエネルギー輸出を止めた代わりに、アメリカのガス需要が高まった結果、決済通貨であるドルの需要が高まっている。例えばこの影響により、長年貿易黒字国であったドイツがついに貿易赤字に転落している(2022年5月)。エネルギーコスト自体の増大もさることながらアメリカへの依存度が高まることでドル高の影響が強まっているのが今の状況。

対ドルで弱まっててヤバイな~っていうのはユーロも円と同じなんだけど、円と決定的に違うところがある。どういうことかというと、EUは今インバウンドに力を入れまくって圏内の経済をガンガン回せているので、まだ円よりは持ちこたえている。一方日本は、動画でも触れられている通り外国人への隔離をブチかましていてインバウンド需要を拾えていない。海外に進出した日本の生産拠点を国内に回帰したくても、人材が不足してて厳しい。オワオワリ👼

最後にロシアルーブルはどうなん?って話を…

経済制裁で2022年2月24日以降ガタ落ちしたルーブルだけど、そこはユーラシアの狂犬ことプーチン大統領。強権政治でもって同年3月末には侵攻前の水準まで戻している。これはロシア国内の輸出企業に対して、輸出で得た外貨を80%ルーブルに替えさせることで人為的に価値を上げている。他、国内企業の法人税支払いのためにルーブル需要が高まって価値が持ち直してるという話もある。もしかして日本が増税し続けてるのも同じ狙いがあるのかも?

あとエネルギー供給の決済をルーブル建てにすることで通貨価値を高めようという狙いもある。欧州各国はこれを拒否しているけど、最近はトルコと合意してこれを実現し始めている。外貨がほしいトルコとルーブルがほしいロシアとのマッチングがうまくいった形だね。お幸せに。つーかトルコはロシアから仕入れた石油に自国の石油をブレンドして輸出するという思惑もあるらしい。まぁまぁな戦犯ムーブをかましてくれちゃってるね🤬あーもうめちゃくちゃだよ!

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