他人任せのうちは、うつは良くならない。
冬に入って、周りのうつ界隈がバタバタと倒れ始めている。1年の中でも冬は特にメンタル、体調ともに気をつけたい季節で、僕もヒリヒリした毎日を過ごしている。
それでも、ここ数年で上手く付き合えるようにはなってきた。仕事に行けないほどの寝込みは前職の時からなく、多少気圧やストレスでやられることはあるものの、これはうつとか関係なく生きていれば普通のことであり、抗ったところで打ちのめされることが分かっている。それなら、戦うより共存する選択をとり、毎日をそこそこに過ごしている。
うつ病。これまで何度もこのテーマでnoteを書いてきたけれど、少し現実的な話をしようかなと思う。(個人の見解ですよ。)
うつを他人に良くしてもらおうとする方々が大勢いる。
それは医者だったり、カウンセラーだったり、僕みたいな経験者に話をしてみたり。これに関しては間違っていない。様々な情報や対策を聞いてみるというのは、寛解への1歩だと思う。
だけれど、あまりにも自分のうつを他人任せにしている人が多い。うつ病になっているのは紛れもなく自分であり、自分が自分を良くしようという意識がなければ、なかなか調子は上向かないんじゃないかと思う。
周りの人は話を聞いて、アドバイスするまでしかできない。それにプラスお医者さんは薬を処方することができるくらいか。手助けはしてくれても、治してはくれない。治すのは自分だ。自分の選択、行動、思考の癖の理解が一番効くんだ。
厳しい。あまりにも厳しい現実。結局最後は自分自身で、自分と時間をかけて戦っていきながら、こうかな?こうかな?と試行錯誤を繰り返し、自分にマッチしたポイントを探っていく。その長い戦いの中で、周りの人は武器を提供してくれる存在なだけだ。武器を使うも使わないも自分次第。全ての選択は、自分なんだよ。
いや、うつとか関係なしに、生きていればいつだって自分自身で選択をしなければいけないが山ほどある。仕事、恋愛、趣味など諸々。様々な状況は自分が向き合ってきた選択からなってきた。その選択から逃げないこと。ほとんどのことからは逃げてもいいけれど、自分自身からは逃げない。もっと自分と向き合って、自分の状態はこうするといいよな?を見つけていく。これを死ぬまで繰り返すことが、うつの後遺症なんだよ。
自分との対話を怠らないこと。
自分自身の選択が、自分を良くすることを知っておくこと。
これが、ここ数年で僕が一番感じたことだ。
サポートしてもらえたら、いつか還元できるように頑張ります。