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僕を地獄から引き上げてくれた曲。


こんにちは。

26歳、うつ病の生き様って名前で
YouTubeにvlog上げております。

ペイです。


僕は、名前通りうつ病なんですが
ほんとに苦しかった時期に聞いて
めちゃくちゃ勇気をもらった曲があります。

それは
玉置浩二さんの『田園』という曲です。


うつで休職したてで実家に引きこもり、
毎日ベッドで寝ながらスマホをいじっていた時。

ほんとに何もしたくなくて、する気もなくて
強いてやれるのはApple musicで歌を検索するくらい。

なんとなくうつの時って、
勇気づけられる歌を探すんですよ。笑

自分を肯定してくれるような、そんな歌を。

そこでたどり着いたのが、玉置浩二さんでした。

歌が猛烈に上手いとかは知ってましたが
しっかり聴いたことは無かったんですね。

おすすめでライブverのプレイリストが出てきて
ほんと無意識に聞いてみたんですよね。


衝撃がドーーーーーーーーーン!!!!!!!!
って、脳に稲妻が落ちたような感覚。

初めて聴いた、田園。

ほんとに聞いてる途中から涙が止まらなくて
こんなうつ病の自分でも、生きていていいんだな。

余計なことは考えずに、生きていけばいい。

自分のことを受け入れて、生きていけばいい。

そんなことを、教えてくれた気がしました。

少しずつ前向きになれることができたし、
心が軽くなっていったことを思い出します。

歌が誰かの人生を救うって
そんなことあるかいと思ってたけど

実際、ほんとに助けられたなあって感じます。


田園が生まれたきっかけ



歌詞が人間全員を肯定している田園。

どんな理由でこの歌が生まれたんだ。

どんな生き方をしていたら
こんな歌詞が思い浮かぶのだろう。

あまりに気になりすぎて、調べてみたんです。

そこで驚きの事実が分かりました。


玉置さんは元々、安全地帯というバンドの
ボーカルとして活動をされていました。

安全地帯(あんぜんちたい)は、日本のロックバンド。1973年にボーカルの玉置浩二およびギタリストの武沢豊を中心に北海道の旭川市で結成。バンド名は、道路交通法による「安全地帯」から命名。北海道内でのアマチュア活動後、井上陽水のバックバンドとしての全国ツアーを経て1982年にシングル「萠黄色のスナップ」でメジャーデビュー。
wikipediaより引用
安全地帯メンバー


数々の大ヒット曲を生み出してきた安全地帯の中でも
『ワインレッドの心』は、突出して有名な曲ですよね。

安全地帯といえば、ワインレッドの心。みたいな。

そんな大ヒット曲が生み出された裏で、
玉置さんは壮絶なストレスと戦っていました。


これはミュージシャンの宿命なのかもしれませんが
ヒット曲を生み出さないと食べていけないわけです。

しかし、それが自分の作りたい曲だとは限らないわけですね。

世間に受ける歌を作らなければいけない。

玉置さんは、ここで葛藤と戦うことになるんです。

爆発的ヒットとなったワインレッドの心は、
世間受けを狙って作った曲だと言われています。

そんな玉置さんは

『このような曲を世間は求めている。
 だけど、これはほんとに自分が作りたいものじゃない。
 でも、なんとかヒットを生まないといけない。』

このような葛藤を日々感じていたと、半生本でも明かしています。


そんな矛盾と葛藤で極度のストレスを抱えてしまい
玉置さんは『統合失調症』を発症してしまったようです。

統合失調症は、幻覚や妄想といった精神病症状や意欲が低下し、感情が出にくくなるなどの機能低下、認知機能の低下などを主症状とする精神疾患です。

日本の統合失調症の患者数はおよそ80万人程度といわれており、世界各国の報告によると100人に1人弱がかかるという比較的頻度の高い病気であると考えられています。多くは10歳代後半から30歳代頃に発症するといわれています。

統合失調症の原因は明らかになっていません。脳に情報を伝える機能の変化や遺伝、環境などが複雑に関係しているといわれています。あくまで仮設ですが、もともと統合失調症になりやすい要因を持った人に進学や就職、結婚など環境の変化や人間関係の大きなストレスや緊張が発症のきっかけになるのではないかと考えられています。

治療は、薬物療法やリハビリテーションなどの心理社会療法が行われます。
メディカルノートより引用



精神疾患の中でも
極めて重い症状の統合失調症。

幻覚や妄想が見えることもある病気です。

そんな病気になってしまった玉置さんは
精神病棟で入院することになったそうです。

毎日薬を飲んで、寝るだけの生活。

「こんな薬漬けでは何も変わらん!」
と感じた玉置さんは、病院を抜け出し旭川の実家へ帰って行ったそうです。

なかなかクレイジーですが。笑

実家へ戻った玉置さんは、静養中に
お母さんからこんなことを言われたそうです。

「そんなに辛いなら、音楽なんてやめればいい。
 うちでゆっくり農業でもやろうよ。」

その一言で、ハッとした玉置さんは
「帰ってくる場所はあるから、自分に嘘つかず
 やりたいことで勝負してみよう。」
と、思えたみたいです。


それから長い休養期間を経て、復帰した玉置さんは
統合失調症で闘病中に感じたことを曲として完成させました。

その曲が、『田園』だったんですね。

あの玉置さん本人が、統合失調症での辛い闘病を経て作った曲。

そういった精神疾患の気持ちが分かる彼だからこそ作れた曲。

だから、うつ病で苦しんでいる僕にも
何か響くものがあったのかもしれません。


人生の応援歌はありますか?



皆さんは、『人生の応援歌』というものはありますか?
もしあるなら、差し支えなければコメントで教えてください。

一度、皆さんを救ってくれた歌を聞いてみたいです。

うつ病とか関係なくて結構です。

どん底から這い上がらせてくれたような歌、聴きたいです。


最後に僕の応援歌である「田園」の好きな歌詞と
ライブのリンクを貼り付けておきます。


『何もできないで、誰も救えないで、悲しみ一つも癒せないで
 カッコつけてないで、やれるもんだけで、毎日何かを頑張ってりゃ。
 生きていくんだ。それでいいんだ。
 ビルに飲み込まれ、街に弾かれて、それでもその手を離さないで。
 僕がいるんだ。みんないるんだ。
 愛はここにある!君はどこへも行けない。』



よければ聴いてみてください。


では!



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