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新江ノ島水族館の「おひとりさま水族館」は気を遣いすぎてしまう人がのびのびと楽しめるイベントでした

新江ノ島水族館の「おひとりさま水族館」は非日常空間にどっぷり浸りたい人、つい周囲に気を遣ってしまう人にぜひおすすめしたいイベントです。

話し声が聞こえない静かな空間だから、どっぷり水族館の世界観に浸れます。ひとりで自由に何度でも館内を行き来できるのもとてもうれしい。えのすいに何度も通っている私も静かな水族館は新鮮でした。大満足!

「おひとりさま水族館」はぜひ今後も継続してほしいです。もっと多くの方にあの空間を楽しんでほしいと思うので、どんなところが良かったかレポートします。

▼新江ノ島水族館とは?

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(写真:新江ノ島水族館のショースタジアム)

愛称は「えのすい」。新宿から約1時間、片瀬江ノ島駅から徒歩3分の海沿いの水族館。クラゲの展示種類が豊富。今上上皇陛下のハゼの研究も展示されている。

▼おひとりさま水族館とは?

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(画像:新江ノ島水族館公式HPより引用)

開催日時:9月26日(土) 17:30~20:00
料金:3,500円(ワンドリンク付)
対象:20歳以上の方 定員 100名(※今回は160名に増員)

”自分のペースで生き物を観察したい、ゆっくりと水槽を楽しみたいという「おひとりさま」限定の夜の水族館。閉館後の参加者だけの貸し切り空間だから、社会的距離も自然に保たれ、安心して館内をお楽しみいただけます。
館内各所には椅子やキャンドルを設置。イベント後半には、相模湾大水槽の照明も変更し、夜の海の世界を演出します。
普段とは違った空間で、生き物たちと特別な時間をお過ごしください。”

(公式HPより)

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よかったところ①何よりも、静か。

全員がひとりで来ているためとても静かな空間でした。そのため、いつも以上に水族館の世界観に浸ることができました。誰かの話し声に気を取られたり、ぶつかってしまうこともなく、魚たちを見ていることができたからだろうと思います。周囲を気にせずにひとりで見れるのはとても気が楽でした。おかげでしっかりリフレッシュできた……!

また、動画も思う存分撮れました。いつもは周囲の音が入ってしまうこと、同じ水槽を見たい人を待たせていることを意識してしまって短い動画しか撮れずにいました。しかし、今回は音が入る心配もなく誰かを待たせることもないので、とことんこだわって動画を撮ることができました。

よかったところ②とことん館内を行き来できる。

今回の企画は160名限定。館内はとても空いている状態でした。そのため、クラゲを撮って大水槽へ移動してまたクラゲのところに戻って……と館内をとこどん行き来することができました。

いつもは人の流れができているので、逆行するのは少し気が引けてしまうところ。しかし、館内に余裕があるので、もう一回あそこ見よう! を満足するまで繰り返すことができました。

よかったところ③「この場所に居座りたい」が叶う。

大水槽の前に居座りたい。クラゲ水槽の前でぼんやりしたい。いつかやってみたい……と思っていたふたつの「居座りたい」が叶いました。

普段は大水槽もくらげの水槽も大人気スポットなので、人が絶えず居る場所です。そのため、ずっと見ていたいと思ってもなかなかその場所に居続けるのは難しいです。

しかし、今回は大水槽前に椅子が設置されていたことで大水槽の前でぼ~っと座り続けることができました。クラゲ水槽も、時折人がいなくなる瞬間があるので全然見えない……ということなく眺め続けることができました。

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「おひとりさま水族館」の巡り方

ここからは、私がどのようにおひとりさま水族館を巡ったのかを紹介します。

①スタートまでスタンバイ。チケットをもらう。
一般入場の場合は、17時閉館となるえのすい。今回のおひとりさま水族館企画は17時30分から開始となります。参加者は会場の前で列をつくって待機。17時の閉館時間から徐々に人が集まり始めました。並んでいる間にスタッフさんが受付とチケットの配布が行われます。限定デザインでわくわく……!

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②入館。思い思いの場所で見たり撮ったり。
17時30分になると、列のはじめのひとから入館していきます。参加者は思い思いの場所で足を止め、魚を撮ったり眺めたりしていました。

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人はとっても少なく感じます。ひとつの水槽に2,3人くらいしかいない状態でした。とことん見れる……!

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③自撮りサービスで写真を撮る
おひとりさま水族館参加者限定で、海の中にいるような雰囲気の写真を撮れる自撮りサービスがありました。「フォトビーズ!」というフォトスポットサービスのご協力だそうです。最新技術すぎる……!

ちょうどエイが泳いでいる水槽でこんなきれいな写真が撮れました。後日、つい自慢したくなって友人に「見て~!」って送りつけてしまいました。笑

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▼フォトビーズさんTwitter


④サメバーガーに食らいつく
今回のイベントのために「サメ肉をもっとおいしく!」がコンセプトのサメ専門キッチンカー、 SAMEYAさんが来てくれました。

ナゲットなど他のメニューも気になりましたが、私はサメバーガーをいただきました。(※別料金:1000円)
正直美味しいイメージがなかったのですが、とても美味しかった……!食感は鶏むね肉を食べているような感じ。ボリューミーなのでお腹いっぱいになりました。

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▼SAMEYAさんTwitter


⑤ぼんやりくらげみる
自撮りサービスで記念写真を撮り、サメバーガーでお腹がふくれたところでまったりタイムへ。クラゲホールに行きました(3回目くらい)

こんなに空いているクラゲホールはなかなかないです。クラゲのふわふわした動き、ずっと見ていられます。

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⑥また魚を撮りにあちこちを歩く
お腹も落ち着いたところで、②の撮影だけでは満足できなかったところをもっと撮りにあちこちの水槽を周回しました。

写真は、入口近くにあるキッズ水槽にいた子供のハリセンボン。めっちゃかわいい。普段はちびっこでいっぱいで近寄れないのでここぞとばかりにじっくり見ました。

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⑦ぼんやり大水槽みる
歩き疲れたところで、大水槽前の椅子に座りにいきました。
この写真は照明が、まだ明るいブルーの時の写真。

19時以降は暗いブルーにトーンダウンし、より落ち着く空間となっていました。BGMもいつもとは違うピアノの伴奏で視覚も聴覚もリラックスできました。

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⑦夜風に当たる
いろいろ見れて満足したので、ウッドデッキに出て夜風に当たりに行きました。江の島方面を見ると、シーキャンドルが赤っぽく輝いていました。昼間とはまた違った良さがあります。

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⑧余韻に浸って帰る。
イベントは20時までだったのですが、とことん写真をとりとことん海の生き物たちを眺めて満足したので、少し早めに帰宅しました。いつもならどこか諦めてしまっているスポットがあるのですが、今回は一切の後悔なし。撮った写真を眺め、余韻に浸りながら帰路に着きました。

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「おひとりさま」だから気を遣わず自由に過ごせる

今回のイベントで気づいたことがあります。私は周囲に気を遣うことなく自由に過ごせる場所が欲しかったのだろう、ということです。

いつも水族館では子供たちが前で見れるように、次の人がすぐ見れるように、とつい周りに気を遣ってしまています。水族館という非日常空間でさえそうなのだから、日常的にはもっと気を遣っていることでしょう。

だから、ひとりで欲望のままに行動できる空間である「おひとりさま水族館」でとてもリフレッシュできたのだと思います。とても素敵な企画でした。新江ノ島水族館さん、ありがとうございました。

水族館をもっとじっくり見たい方、ぜひ次回開催があれば参加してみてください。いつも周りに気を遣いがちな方も、おひとりさま企画なら自由に行動できるのでぜひ。水族館に普段行かない方も、空いている水族館ならヒーリング効果で存分リラックスすることができると思います。

「おひとりさま水族館」、次回開催もありますように。

(今度、仙台うみの社水族館の「おひとりさまナイト水族館」も行ってみたい……)


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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