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パートナーシップを磨く

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テクノロジーが進化し、世の中のトレンドが次々と変化してく時代。個人と個人、個人と組織、組織と組織、国家と国家、あらゆる次元にパートナーシップが充満することで、創り出せる結果が左右… もっと読む
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2018年10月の記事一覧

見て見ぬフリが、結局、あなたを苦しめる

 パートナーシップがあふれる人や組織を増やすために、パートナーシップのデザインを提案しているHOSUです。  今日もまたまた、ちょっと辛口ですよ(笑) では、いってみよう^^ 「見て見ぬフリしちゃおう」 とても嫌いな同僚とか、怖くてしかたない上司とか、何回言ってもミスが訂正されない部下がいると、ほんと、アタマ抱えますよね。  アタマ抱えて「どうすりゃいいんだ?」「どう接すればいいんだ?」ということに真剣に取り組んで、自分の感情をコントロールしたり、話しかける言葉を選んだり

続編・リーダーになりたがらない若手社員とパートナーシップ

 社内のパートナーシップデザインを提案するHOSUです。今日は、昨日、書ききれなかったところを書きますね。 その状態が続くと、一体何が起きるのか? ちょっと昨日のおさらいです。昨日、以下のことを書きました。  ********** 納得のいかないことを、ただ納得がいかないと言えない。 苦しいことを、ただ苦しいと言えない。 手伝ってほしいことを、ただ手伝ってほしいと言えない。 「自分がいま、どういう状態か?」が言える”場”がそこになければ、それはパートナーシップが欠けてい

リーダーになりたがらない若手社員とパートナーシップ

 社内のパートナーシップデザインを提案するHOSUです。昨日、とあるミーティングで、「いつも、新しく」がこれからの時代のキーワードかもしれないと味わったところです。 右肩上がりの社会の”終わりの始まり” 1年半ほど前に、とある介護事業関連会社の方から、こんな話を聞きました。  「最近の若い子は、給料が上がらなくても良いから、昇格したくないし、役割とかを増やされたくないと言うんです」  ちなみに、その最近の若い子はっていうのは、だいたい20代後半〜30代前半を指しているよう

社内のパートナーシップは、デザインがなければ崩れやすい

 パートナーシップデザイナーのHOSUです。いつもお読みいただきありがとうございます。 「誰も意見を言ってくれない」 パートナーシップ研修を提供していると、次のような質問をいただくことがあります。  「みんなの意見を聞きたいのに、誰もその場では意見を言ってくれない。なのに、裏ではあれこれ言ってる。これを言ってもらうには、どうしたらいいんでしょうか?」  これ、ありそうな話ですよね。そして、これは「タマゴが先か?鶏が先か?」みたいな話で、どちらに軸足を置くかで、問題点も解

フィードバックが強くなってしまうあなたへ

 ペホス@パートナーシップデザイナーです。  前回よりもスッキリとした肩書きに思い切ってしてみました(笑) 「あ~またやっちゃった」 相手に変えてほしいこと、やめてほしいこと、訂正してほしいことがある時に、自分なりの伝え方をしても伝わらない時、つい強い口調でフィードバックしてしまった経験ってありません? わたしはあります。  特に、これまでにも何回か伝えているのに、同じミスを繰り返したり、変化がみられなかったりすると、もう、言葉にする前からイライラしているし、のっけから強

パートナーシップのないフィードバックは暴力だ

ペホス@パートナーシップをデザインする専門家、です。 フィードバックを躊躇するリーダー リーダーがそんな調子じゃダメでしょう!と思う経営者がいるとしたら、断言しましょう。  ・あなたには、見えていないことがあり、扱えていない領域がある!  ・あなたがパートナーシップを損ねている場や相手が確実にある!  ・そして、それに気づいていないのは、あなただけだ!  なぜなら、わたしがリサーチする限り、リーダーに限らず、フィードバックを躊躇するパラダイムをたいていの人がもっています

「パートナーシップ 研究」で調べてみえたこと

検索してみてわかったこと わたし、パートナーシップ研究所とか、パートナーシップ研究家とか、自分を存在させる器を探そうと思い、「パートナーシップ」「研究」で検索してみました。  そうすると、「パートナーシップ研究会」「パートナーシップ研究所」「パートナーシップ研究家」と名乗る人が、続々とヒットしました。そこから見えてきたことがありました。  自治体が地域住民と一緒に地域づくりをするという意味合いでパートナーシップという言葉を使っているケースと、夫婦関係・恋人関係でパートナー

「言ってもしかたない」をパートナーシップにつなげるには?

上司をあきらめる 例えば、会社の上司と考え方が違っていたり、やり方がすごく手間取るやり方だから変えてほしいという考えがあったりして、上司に伝えたいことがあるとしましょう。  上司の考えを何度も聞かされ、自分との違いがハッキリしている場合、自分の考えや判断基準をわかってもらえるように、「それは良くないと思います」「それはとても困ります」と、事情や感情を込めて伝えることでしょう。そんな時に、次のようなことがあるとどうでしょう?  ・頭ごなしに否定される  ・ケンカ腰で反論され

目標が違うとパートナーシップは組めない?

共通する目標があること わたしは、企業を中心に、「パートナーシップを組織に広めたい」という依頼があれば、パートナーシップ研修を提供するようにしています。やはり、価値を見いだしてくれる組織(人)と一緒に仕事がしたいですからね。  その中で、パートナーシップってなんだろう?ということをみんなと一緒に振り返るんですが、いろんなキーワードがでてきます。その中で、よく出てくるのが、「共通する目標があること」です。  確かに、パートナーシップは、相手があって成り立つものです。「一緒に

1人で抱え込む人のパートナーシップ

「助けて」「手伝って」と言えない人 仕事でも、人間関係でも、子育てでも、助けを求められない人は少なくありません。  ・これくらいのことは自分で何とかしないと…  ・あの人も大変だし、自分も頑張らなきゃ…  ・いつも助けられてばかりだから、自分からは頼めない…  こんな風に自分の中で考えることは誰にでもあることです。ただ、これらを人に言わないまま、自分一人で結論づけて、「助けて」「手伝って」を言わないと、何が起きるでしょうか?  その人が精神的に疲れてしまって仕事にいけなく

誰も意見を言わない会議とパートナーシップ

意図のもとに集結した会議 この二日間は、わたしが参画しているパラダイムシフトコミュニケーション®(以下、CTN)のリーダーが一堂に会する「CTNサミット2018in大阪」に参加していました。  CTNでは、「機能するコミュニケーションを文化にする」という意図のもと、人や組織を機能しない状態にさせるパラダイムをシフトするコミュニケーションをトレーニングし、それを体系化し、多くの人が触れて使えるようにするために、公開講座、企業内研修、グループセッション、プライベートセッション、

検査データ改ざん事件にみるパートナーシップ

納期か、品質か 先日、免震対策の商品を取り扱う企業が検査データの改ざんを認めました。納品先に、官公庁、病院、施設のほか、重要文化財に指定されている建物まで含まれているため、大問題になっています。  報道によると、納期に間に合わせるために、データを改ざんしたのだとか。ここ数年、こうした問題が噴出し、企業の信頼のみならず、日本ブランドの信頼も失墜させる結果につながっています。  以前、コンフリクト(葛藤)とパートナーシップについて触れましたが、ここにも、「納期に間に合わせる」

雑踏はパートナーシップにあふれている

雑踏の中での発見 先日、JR大阪駅〜グランフロント大阪に向かう道すがら、発見しました。  「雑踏ってパートナーシップにあふれている」  広い空間ではあるものの、四方八方から人々が歩いてきます。それぞれの方向へ、それぞれの目的をもって歩いています。いろいろ考え事をしたり、おしゃべりしたり、時にはスマホを覗き込みながら歩いています。  にもかかわらず、いい具合にぶつからないように歩いている。  誰からの指示もないなかで、  自分自身も、相手も、快適に移動ができるように、

7歳少年の銀行設立を支えたパートナーシップ

7歳で銀行設立?! Facebookでシェアされていた記事に衝撃を受けました。 「7歳少年が設立した銀行が話題!大手行からの提携依頼も」  7歳って日本で言えば小1〜小2です。そんな年齢の少年が、シンプルな問題意識から子供向けの貯蓄銀行を作ろうというバイタリティと、そのアイディアと、大人を巻き込むコミュニケーション力に、まずは感服しました。  今回、注目したいのは、そのプロセスに見られるパートナーシップです。  大人から見ると7歳って、まだまだ子供で、世間のことはわか