雑踏はパートナーシップにあふれている
雑踏の中での発見
先日、JR大阪駅〜グランフロント大阪に向かう道すがら、発見しました。
「雑踏ってパートナーシップにあふれている」
広い空間ではあるものの、四方八方から人々が歩いてきます。それぞれの方向へ、それぞれの目的をもって歩いています。いろいろ考え事をしたり、おしゃべりしたり、時にはスマホを覗き込みながら歩いています。
にもかかわらず、いい具合にぶつからないように歩いている。
誰からの指示もないなかで、
自分自身も、相手も、快適に移動ができるように、
周囲の状況をなんとなく感じながら
周囲の状況にあわせつつ自分のペースを調整したり
次の一歩を踏み出す方向を決めたりして、
ぶつからないように目的地に、快適に到着できるように進んでいる。
これって、実は、すごいことだなと発見したんですね。
一瞬で芽生え、一瞬で解消する。しかも、無言で。
しかも、自分の進む方向にいる人に対しては
自分が遠過ぎるまでの間、パートナーシップが芽生えるけれど
通り過ぎた瞬間に、パートナーシップは消える。
こんな風に、わたしたちは見知らぬ人と、一瞬でパートナーシップを組み、一瞬でパートナーシップを解消している。
しかもひと言も言葉を交わさなくても、パートナーシップを組んだり解消したりしている。
「関係は断続。創り続けないと存在しないもの」を実感した瞬間でした。雑踏を歩くのもまたパートナーシップのトレーニングだなと気づいた瞬間でもありました。
自己中な人間は、自分を小さく扱っている?(笑)
思えば、高校時代とか雑踏の中を歩くのがイヤでイヤで仕方なかったんです。自分のペースを乱されるから。
「ちっ!もっと早く歩けよ」
「ちっ!なんで割り込んでくんねん」
要するに、自分のことしか見ちゃいない。
自分が世界の中心で、周りが俺にあわせればいいみたいな生き方ですね。
自分がスムーズに歩きたければ、ただ、周りを見てペースや方向を変えればいいだけ。
自分がそれをせずに、「自分がスムーズに歩けない」ってイライラするってことは、自分が欲しい結果を、自分じゃ手に入れられないって言ってるようなもんですね。
「自分で自分をそんなに小さく扱わんでも、ええんちゃう?」
・・・と、高校時代の僕が目の前にいたら言ってやりたいです(笑)
自分が自分をコントロールし、目の前の現実にアジャストしていく力を手に入れれば、もっと多くの人とパートナーシップを組めるのになぁって、つくづく思いますが、皆さんは、いかがかしら?
記事に価値があると認めてもらえることは、何より嬉しいですし、とても力づけられます。いただいたサポートはパートナーシップの価値が大きくなる使い方につなげます。