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さて、夏でも米麹を作ります!「意外と便利、夏の米麹作り編」

最近では健康ブームで人気がある味噌作りや米麹作り

一般的には冬に仕込むようだけども

昔の人が冬に仕込んでいた理由が必ずある

1、古米を使う 
米麹に使うのは古米 秋に収穫した新米を食べるには古米を食べるしかない
せっかく新米が取れ立てでも古米があっては新米が食べれない
昔の人は味噌、みりんなど自宅で作っていたのでその古米は米麹の方へまわされた。新米は水分が含んでいるので米麹には向かなく、古米の方がパサパサしていて都合がいい。これも昔の人の知恵!

でも今自宅で米麹を作っている人は新米を使うと思います。
米麹の作り方なども新米を使った方法なので古米を使う人は水分量に注意が必要です。

2、米麹の働きを止めるための寒さ
麹菌は32度から38度の間で活発に働きます。
蒸した米に麹菌をかけてその環境を作ってあげるのが麹室(ムロ)です

寒い冬にはその室の中を暖かくする必要があります。
そして48時間後に完成した米麹は外の冷たい空気に触れると活動を休止します。

だから冬が適切だったのです。
今は夏だと室は必要ありません。でも48時間後に菌の活動を止めるためには寒さが必要ですが今の時代は冷蔵庫と冷凍庫があります。

作り方としてみたら夏のが数倍簡単です。

そして寒仕込みというのも寒い時期に仕込んだもの。
寒い期間に仕込んだのでその期間は菌は働きません。だんだん春に近づいて来て少しずつ行動し始めて働き始めます。

夏に仕込むと常温でも元気いっぱいなので
一気に活動し始めます。

冬に仕込んだ味噌は半年以上かかると言われていますが
夏だと3ヶ月くらいで十分に味噌が完成するんです。

冷蔵庫のおかげで夏に作りやすい米麹!

多く作って冷蔵庫や冷凍庫での保存もできますので興味がある人は試してみてください!




全国を愛犬と旅しながら地域の習慣や食などをそこにいる人には気づかない素敵な文化などを伝えてより良い楽しい生活になったらいいなと思います。こんな美味しい食べ物や習慣、生活に気付いたらシェアできたらと思います。私たちが知らない素敵な日本を世界にも伝えたいと思います。