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走るのはツライし楽しい

2010年、思い付きで走り始めた

以来、休みの日だけ、出鱈目に走っている

金曜日の夜には「明日の朝は20キロ走ろう」と思って眠るが、翌朝になれば、目は覚めているものの、スマホをいじったりしながら布団から出られずグズグズ。そのうち日が高くなってしまう

昼前頃、ようやくモソモソと起き出して、ランニングウェアに着替える、内心はこの時点で「走りたくないなぁ」と、昨夜の決意は何処へやら

走るのはいつも決まったコースで、約9キロでぐるっと一周を1時間くらい掛けてゆっくり

走り出してしまえば、前に進む事に集中しながら、仕事のあれやこれやを考える

よく、「走ると日常のストレスが発散出来るんです、悩み事も消えて無くなります」的なことを言う人がいるけど、そんなことで無くなるなら始めから悩まないよな、と

でも、走りながら考える事は、座って考えた事と違っていて、対象物をより深く、違った角度で見えたりするから不思議なもの、悩み事が無くなる訳ではないけど、整理は進む気がする

日によって体調の良し悪しがあって、文字通り羽が付いたように体が軽い時もあるし、終始、肺がぜーぜー言うような時もある

そんな感じで、ゆるく、ゆる〜く走り続けている

思えば仕事以外で、これだけ続いているものはないのかも知れない

雨の日はやらないし、気分が乗らない時もそう、性根がストイックじゃないので、走らない時は、走らない

まぁ、痩せようと思って始めたのに、全く体重は減らないんだけど

昔「ウォークドントラン」と言う村上春樹の書籍を読んだ、村上龍との対談をまとめた本だ、

中身は全く覚えていないんだけど、題名の意味を勝手に変換して、とにかく一度走り出したら決して歩かない事が大事だと思って生きてきた

とにかくやめないこと、やめなければ失敗ではないし、やめなければいつかチャンスが回ってくる

未だにその「チャンス」とやらには巡り逢えていないんだけど、続けている事実があれば良いんだと自分に言い聞かせる

ゆるくても良い、たまにサボっても良い

自分が信じた道をひたすらに突き進む事で、最終的には何処か自分の知らない場所に行き着けるはず







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