ノックダウン
とても悲しいお知らせがありました。
息子福山の新人研修が、関西に決まりました。
息子福山に印刷物を頼まれたのですが、インクが切れてしまい、インクを買ってきてと頼んだのですが、アジフライまで、街に出る事になりました。
それは、LINE電話でのやり取りで、いつもより、息子福山がご機嫌だったのです。
調子が良い奴だなどと、急いで出かける支度をして、息子福山との待ち合わせの場所に向かったのです。
待ち合わせ場所に行ったら、息子福山の様子がおかしい。
待っている間に、なにやら内定を頂いた企業の担当者の方から電話を頂いて、運転免許を取ってもらいたいと連絡があったというのです。
まあね、流れ的には、別に不思議は無かったのですが。
1000円ぽっちで、フリードリンクがついているランチがいただける、いつものお店の席についたら、息子福山が言うじゃないですか。
新人研修が関西で、最初から一人暮らしになったと。
えええええええええええええええええええええええええええ。
地元にもその企業の支社があるのに、わざわざ遠方の関西?
どゆこと、どゆことと、息子福山を質問攻めにするのですが、詳細は、息子福山も知らないらしい。
その間、賃貸なのか、マンスリーなのかも担当者に聞いたところ、それも追って連絡があるそうで、
これは、やられた。
やっぱり赴任地は、地方なのだと。
現在、メーカーさんは、人が集まらないとお嘆きのこのご時世。
地方の工場に赴任する奇特な若者は、おらじゃろ。
どこでもいいと考えているのは、うちの息子ぐらいかもしれない。
でも、新人研修が関西なのだけれど、地元に似て、観光地なので、「よかったね。」と息子福山に声をかけた。
アジフライが持病を発症した影響で、息子福山は、帰省以外は、旅行らしいことをした事が無いからである。
そもそも、家の中にいても、息子福山とは、LINE通話での会話が主。
どこにいてもLINEがある限り、息子福山とは繋がっていられる。
まもなく還暦を迎えると、安い金額で、スマホの通話かけ放題も手に入るしと、気持ちを前向きにしようと思うが、春からの事を思うと、ショックは隠せない。
アジフライ、ノックダウンである。
そして、どうやら、内定式の日取りも聞いたらしい。
入社式は今年は東京だったみたいであるが、入社式のために関西から出てきて、またもや関西に戻るのか?
なんか、よくわからない。
息子福山は、料理はするが、あとの家事はやったことが無い。
一人暮らしできるのかな?
研修先が遠方の関西だから、簡単に行ける距離でもないし、いやはや。
いただいたサポートで美味しいものを食べて、次のnoteに活かします。