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息子福山への手紙

今日、息子福山とけんかをしました。

なぜ、アルバイトをしないのか!?

稼ぐことを知らないと、将来が心配であるという心配である。

実は、息子福山には、内科的疾患があるみたいであるが、病院に行くことを拒んで、病名はわからない。

その影響で、体調不良の為に、アルバイトが出来ない事がわかった。

コロナ禍で、大学がリモート授業で、息子福山は、6kg太った。

もちろん、自分の部屋に、ポテチやモンスターを持ち込んで、食べ散らかしていた影響もあったが、最近、6kg痩せた。

ベルトが無いと、ズボンが落ちてしまうぐらいの痩せ具合である。

だから、病院へ行こうと言っているのだけれど、

なんか、昔、持病の関係で、自分の事で一生懸命の時に、息子福山に、失言をしたらしい。

その失言から、病院に行くことを拒んでいるのである。

末期がんだと宣告されても怖いと、先日、冗談で言っていたのであるが、

病院に行くのが、怖いのもあるのかもしれない。

話しても埒があかないので、息子福山に手紙を書いた。

書き出しは、娘と息子福山の間に生まれた男の子の話からである。

妊娠6か月の時に、陣痛が来て、緊急手術をしたが、医療の限界で、産み落とされた息子である。

医師から宣告された。

まもなく、本格的な陣痛がくるので、生んでもらいますと。

だれも寄り添う人は、いなかった。一人で生んだ。

特別に、会わせてもらったら、おちんちんがついていた。

だから、息子福山の妊娠がわかった段階で、シロッカーという、子宮口を糸で結ぶ手術を受けた。

息子福山が6か月の時に、やっぱり、陣痛が起こった。だが、シロッカーのおかげで、無事、息子福山は生まれた。

4か月検診の時に、肢体に障碍があると診断されて、息子福山とリハビリセンターに1歳になるまで通った。

神様に逆らって生んだからなのかと、旦那にも相談できずに一人で悩んで、リハビリを継続した。

その間、病院で耳鼻咽喉科を紹介されて、扁桃腺を取ると治ると言われ、手術の予約を入れて、他の耳鼻咽喉科を何軒も訪ねて聞いてみたら、現在の医療では、扁桃腺を取る事はしないと言われ、手術の当日を逃げた。

1歳の検診で、問題が無いとリハビリセンターを卒業する。

その後、全身運動の為に、息子福山をスイミングクラブに入れた。

だから、大切な命だから、病院に行こうと手紙に書いたのである。

息子福山も体調不良を一人で悩んでいたらしい。

最近、特に、体調不良が大きいらしい。

手紙を読んで、気が変わってくれるだろうか?


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