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【53歳から自分らしく生きるために】問題や悩みを紙に書くことで心が軽くなるのはなぜ?

アラフィフ責任世代のあなたへ

今日もお仕事お疲れ様です。

今日10月18日は、冷凍食品の日だそうです。

日本冷凍食品協会が、れいとう(10)の語呂合わせと冷凍食品を保存する最適な温度がマイナス18℃とされていることにちなんで、この日を記念日に制定したとのこと。

忙しい日や疲れてちょっと料理を作るのが面倒、なんて日にはお世話になってますよね。

ところで...

  • やらなければならない仕事が山のようにあって、頭の中がパニックになっている。

  • 職場での人間関係の悩みで頭の中がモヤモヤしている

  • 子供の教育や年老いた両親の今後の事など、家庭の問題が山積している

あなたは今、こんな問題を抱えていませんか?

実はこれら全て、私が抱えている(いた)悩みです。

悩みが頭の中でグルグル、モヤモヤしている、やらなければならないことが多すぎて頭がパニックになっている...

そんな時に、紙に書き出すことで「頭の中が整理されて、不安がなくなる」

という話をどこかで聞いたことがありませんか?

私の記事でも、「言語化する」という言葉で触れていました。

ですが、なぜ「紙に書くこと」に効果があるのか。何か科学的な根拠があるのでしょうか?

ジャーナリングとは

「紙に書くこと」は、メンタルヘルスやマインドフルネスの手法の一つとして、社会心理学分野の研究でも、その効果が証明されています。

ジャーナリング(journaling)とは、「頭に思い浮かんだことをありのままに『書く』ことで自分を知り、ストレスを軽減し、メンタルヘルスを高める方法」のこと。
紙に書き出すことで集中力を高めることができるだけでなく、自分や物事を客観視することができ、そこから気づきや発見が得られます。
さらに、ネガティブな感情の増幅を抑えてポジティブな感情をつくり出すことができるようになるのです。
(中略)
ジャーナリングは、「書く瞑想」とも呼ばれ、メンタルヘルスやマインドフルネスの手法の一つとして注目を集めています。

書く瞑想「ジャーナリング」とは?やり方・お題例、アプリやノートの活用方法まで徹底解説(https://www.awarefy.com/coglabo/post/journaling)

マインドフルネスとは

マインドフルネスという言葉も、最近よく耳にしますが、これはどんな意味なのか調べてみました。

本学会では、マインドフルネスを、「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、 評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」と定義しています。なお、「観る」とは、見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れる、さらにそれらによって生じる心の働きをも観る、という意味となります。

日本マインドフルネス学会ホームページ (https://mindfulness.smoosy.atlas.jp/ja)

最新の脳科学では、マインドフルネスには「ストレス軽減」「集中力アップ」などの効果が実証されているそうです。

ジャーナリングとマインドフルネスの関係

ジャーナリングは、マインドフルネスの手法の一つ、と述べられていますが、それは、

  • マインドフルネスな状態に至る手段として、瞑想がある

  • 瞑想とは心を静めて今の自分にだけ自然と意識が向いている状態のこと

  • ジャーナリングがマインドフルネス瞑想と同じ要素も持っている

という理由からだそうです。

無心になって書くことを通して自分自身の内面に意識を向けることを習慣化すると

  • 自己を回復・管理できる

  • 心の奥底に眠る本来の願望や価値観を知る

というメリットもあるそうです。

知らないうちにジャーナリングしていたら、心の状態が変化

私が最悪の状態から立ち直るまで

私は、noteを始めた1年3か月前、精神状態は最悪でした。

職場の人間関係の問題や、管理職としての重責と業務量の多さで悩みや不安が蓄積し、限界を迎えて長期欠勤が始まった頃です。

あの頃から、日々のネガティブな感情をnoteの記事に吐き出していました。

当時はジャーナリングなどという言葉など知りませんでした。

誰かに何かを感じてもらおう、などという他者貢献的な目的など頭になく、自分が苦しさから解放されたい、という一心で書いていたのが正直なところです。

今思い返すと、頭の中にグルグルと渦巻いていた混沌とした感情が、言葉として紙面(画面)に書き出されていくと、書き終わった時に、少しずつ肩の荷が軽くなって行った気がします。

長期欠勤中、7泊8日の一人鉄道旅に出たのですが、日々列車の中で車窓の風景を眺めながら思ったこともスマホに書き溜めて、noteの記事を作りました。

旅行から帰宅した後に、旅をしていた日々を振り返りながら記事を書いていると、気持ちが前向きになっている、そして、自分以外の人にも読んでもらいたい、と思うようになりました。

それから数か月、自分のネガティブ体験を基に、自分と同じような境遇にあるあなたの気持ちに寄り添いたい。

自分自身が実験台となって感じてきた葛藤や心の状態の変遷を基に、どうやってどん底の状態から復活できたかを思い出し、それをあなたに届けて、辛い状況を抜け出して欲しい。

そのようなポジティブな感情を抱くことが出来る自分になりました。

日々、記事を書いている時は今に集中している状態ですが、その日々をある時振り返ってみると、知らず知らずに自分の心が癒され、整理され、前向きな状態になっていることを実感しました。

私の心の状態がこのように変わって来たのは、まさにジャーナリングの効果なのではないか、と思います。

まずは自由に、素直に、あなたの気持ちを書いてみる

ジャーナリングなどという言葉を使うと難しく感じて敷居が高くなってしまうかも知れません。

取り敢えず専門用語は横に置いておいて、まずは自由に、素直に、あなたの気持ちを書いてみる。

そこから始めてみてはては如何でしょうか?

そして書いたものを客観的に眺めてみると、今まで頭の中で混沌としていた感情や不安が整理されて、次の一歩を踏み出すきっかけが見えるかも知れませんね。

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