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アラフィフおやじの夏、青春18きっぷ一人貧乏鉄道旅の振り返り(4日目:宮崎の夜)

アラフィフ世代、適応障害で長期欠勤中だった私が、この8月に一大決心をして、青春18きっぷを使い一人貧乏鉄道旅をした時の振り返りです。

前回は、4日目の続き(その2)、指宿枕崎線の終点、枕崎駅から、この日の最終目的地である宮崎のホテル到着までのお話をしました。

今日は、この日の宿、APAホテル到着後の宮崎の夜のお話をします。

靴擦れのストレスから解放されたい

前回は、靴擦れが気になって仕方なかったお話をしましたが、ホテル到着後もこのストレスをまだ引きずっていました。

というのも、翌日以降もまだまだ毎日乗り換えや途中下車地での散策が続くため、

何も処置をしなければ、傷口の状態がどんどん悪化するのではないか。

と、不安感がどんどん大きくなっていったためです。(HSP的な神経質さなのかなぁ?)

とはいえ、ホテルの部屋に到着したのはもう22時を回ろうかという時刻。

このホテルの立地している街の中心部のアーケード街付近にも、スーパーがあることは確認していたのですが、実際夜間に徒歩で安全に行ける場所かのイメージが湧いていませんでした。

ちなみにコンビニが近くにあることも確認済みでした。しかし、今回の貧乏旅でドケチ根性の私(因みに、普段からドケチという訳じゃないんですよ。)は、

「コンビニの商品は高いから出来るだけ買いたくない!」

という想いもあり、あえてコンビニでの絆創膏調達は避けていました。

ホテルのフロントでスタッフの方に、

「一番近いスーパーで、この時間でも営業している店はありますか?」

と聞いてみると、

「通りの向かい側に24時間営業のメガドン・キホーテがあります。」

とのこと。

靴擦れが気になる私にとって、ホテルの直ぐ目と鼻の先にそんな便利な買い物場所があるのは大変ありがたいことです。

部屋に荷物を置き、エコバックと財布だけという身軽な恰好になってメガドンキに向かいました。

意地悪なメガドンキ!

正面玄関らしき場所に明かりが付いていたので入ろうとすると、エスカレーターに柵が下りていて、入ることが出来ません。

どうやら地下1Fに食料品売り場があるようだったのですが、お客さんらしき人達が歩いている姿が見えるにも関わらず、入れない!

余裕だと思っていたのに、思わぬトラップに引っ掛かってしまいました。

このため、次の策として、メガドンキが入っているビルの中に入り、エレベーターを使って下に降りることを試みます。

しかし・・・

エレベーターはボタンを押しても反応なし。
この策も失敗です。

次に、エレベーターホールの突き当りに、非常階段らしきものを見つけたので、そこから地下1階に降りてみました。

しかし・・・

今度は階段を下りた正面の扉が閉まっていて、中に入ることが出来ません。

うーん、困った。
このメガドンキ、思わせぶりに中で営業していることを見せておきながら、中に入れさせないつもりか?

なんて意地悪な店だ!

と、少々イライラしながら、靴擦れでヒリヒリする足で階段を昇りました。

さあ、このビルで思いつく場所全てからの入店を試みるも全て失敗。
次はどうする。

ビルの裏手の自動ドアから外に出て、辺りを見回すと、暗い裏通りの向かい側にもう一つ大きなビルがあり、そこにもあの見慣れた黄色の文字で、「ドン・キホーテ」と書いている看板と入口を発見。

その入り口から、ようやく店舗1階へ入ることが出来ました。

絆創膏を買って気持ちが大きくなる

1階には薬コーナーがあるのを発見。
真っ先に、絆創膏のありかを確認しました。

すると、あるある、大小さまざまなサイズの絆創膏が。

そして速攻で絆創膏を購入しました。

絆創膏を買ったことで、あと数十分後にはこの不快なヒリヒリ痛みから解放されることが確定した安心感から、急に気が大きくなりました。

「折角メガドンキに来たんだし、今日はこんなに大変な思いをして歩いたのだから、ちょっとご褒美にアルコールでも調達しようか。」(心の声)

「そうだ!明日はこの旅最初で最後の特急列車乗車日だった。
折角だから、列車の中で食べるお菓子も買っていこう。」(心の声)

ということで、食料品や飲み物が売っている、地下1階の食料品売り場へ向かいました。

買い物売り場での心の声の数々は文字数の都合上省略しますが、

翌日の朝食と飲み物、お菓子、そして今宵の晩酌用のお酒を購入し、意気揚々とホテルの部屋へ戻りました。

晩酌の前にやらねばならないことが待っていた

ホテルに帰り、すぐにでも晩酌を始めたいところでしたが、そんなに簡単に楽はさせてもらえません。

というのも、今日の柏崎ウォークで汗みどろになった、じっとり濡れたTシャツやら、これまで溜め込んできた洗濯物をそろそろ洗わないと、この後の残りの日数で使用する着替えが無い状態でした。

汚れた衣類はビニール袋に入れっぱなしだったのですが、このまま暑い毎日手を付けなければ、発酵してしまいそうだったので。(お食事中の方、汚い話でごめんなさい。)

夜も遅いし、洗面所で手洗いというのも、乾燥に掛かる時間を考えるとちょっと難しいので、流石にコインランドリーに頼らざるを得ませんでした。

コインランドリー利用料金は、洗濯機300円、乾燥機が30分100円でした。

でも、乾燥機30分では乾かないだろうと、200円を投入し、60分で乾燥させることに。しめて500円。痛い出費ですが、時間をお金で買うんだ。と自分に言い聞かせました。

洗濯・乾燥が終わるまでの間にシャワーを浴びてさっぱりしたら、もう待ちきれず、冷蔵庫で冷やしておいた、こだわり酒場のレモンサワー(追い足しレモン)を開け、一人で乾杯です!

「あ~、旨い!」 ⇐ これは実際声として発しました。

これに新鮮な刺身でもあれば最高なんですけどね~。(今回は刺身は無しでした(涙))

このレモンサワー、実は私が好きなYouTuberの、チキューギ案内人「ゆう」さんが、キャンプの動画の中で飲んでいるシーンが結構な頻度であり、それがまた非常に旨そうだったので、一度買ったらはまってしまったのです。

「もう11月も下旬に差し掛かるというのに、真夏のキャンプ動画なんて季節外れだろうが!」

と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
この記事、タイトルにある通り、「振り返り」ということでご容赦を。

と言う訳で、このレモンサワーを飲みつつ、
60分後には赤ら顔でコインランドリーコーナーに洗濯物を回収に行きました。

しかし、乾燥機の表示部にcdと赤い文字が表示され、扉が開きません。
何だろう?と、説明書きを読むと、まだ熱を冷ましている工程なのだそうで。

仕方なく、また部屋に戻って、レモンサワーの続きを味わいつつ更に15分待ちました。

その後、無事乾燥して、持ってきた時よりもいい香りになった洗濯物をたたみ、バックパップに収納します。

更に、今日一日写真を撮りまくり、バッテリー残量が殆ど無くなってしまった一眼レフのバッテリーもしっかりフル充電完了。

これでようやく安心して寝れることになりました。
時刻は午前1時過ぎ。

長い一日でした。

次回はいよいよ、この旅で私が一番楽しみにしていた5日目の行程のお話です!

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。


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