![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/122416796/rectangle_large_type_2_51de2f01fa3f7216e7e768db07e60263.png?width=1200)
【解説編その1】医療従事者が伝える健康診断からわかる事
厚生労働省が提示する
労働安全衛生法に基づく定期健康診断
をもとにお話をさせていただきます。
下のURLから
労働安全衛生法に基づく定期健康診断
の内容を見ることができます
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11201000-Roudoukijunkyoku-Soumuka/0000136750.pdf
注意
医療従事者の知識をもとに
解説しますが、鵜呑みにはしないでください。
これ、ネットの常識。
①既往歴及び業務歴の調査
②自覚症状及び他覚症状の有無の検査
基礎疾患や
これまでどんな仕事をしていたかを
調べることで
かかりやすい病気や
合併症なんかを予測することができます。
自覚症状、その他症状の有無を調べることで
基礎疾患に対して
治療中なのか、それとも治療済みなのか
を調べることで血液検査の結果に影響が出るので
調べておく必要があります。
③身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査
身長
成人になってから
身長は特に言うことはありません。
別に身長が高かろうが低かろうが
その人の個性ですからね。
体重
指標となるのはBMI
BMIは標準体重の事で
BMI=体重÷身長(m)÷身長(m)
で求められます。
日本では18.5~25未満が標準とされています。
世界保健機関(WHO)の基準とは
少し異なりまずが、大きな差はありません。
ちなみに
一番モテるBMI
は22らしいですw
身長180cmで体重70㎏くらいが
BMI22くらいになります。
自分の身長をもとに
適切なBMIを算出し
その体重をキープできればOKです。
腹囲
お腹周りの大きさは
当てになりません。
身長が150cmの人と
180cmの人を比べた時に
お腹周りの大きさが違うのは当たり前。
一辺倒に
男性なら85cm以下
女性なら90cm以下
と決めつけるのはオカシイと感じるはずです。
視力および聴力
視力、聴力って
特に書くこと無いんですよね。
歳とったら老眼になるし
耳が遠くなるのは知ってると思います。
最近言われるのは
イヤホンを使い過ぎて
難聴になりやすい
ってことくらいですかね。
④胸部エックス線検査及び喀痰検査
レントゲン撮影は一瞬で終わりますが
たった1枚のレントゲン写真で
意外と多くの事が分かります。
結核や肺炎、肺がんなどの
呼吸器疾患だけでなく
心臓の大きさや
大動脈の状態も検査することができます。
レントゲンの写真やCTの画像を
専門に診るドクターがいるくらい
レントゲン写真は複雑で
かつ、たくさんの情報を得ることができます。
詳しい内容が知りたい方は
日本予防医学協会のレントゲン検査の
ページのURLを貼っておくので見てみてください。
喀痰検査
痰の中含まれる細胞成分を顕微鏡で見る検査です。
もし、肺にがん細胞があれば
痰の中にがん細胞が出やすく
喀痰細胞診が用いられます。
これも日本予防医学協会に
ページがあるので
詳しくはそちらを見てみてください。
⑤血圧の測定
血圧はいろいろと指標がありますが
日本医学会のガイドラインでは
このようになっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1700532310379-7MzoEeha8J.png)
血圧は年齢とともに上がります。
動脈硬化も年齢とともに進みます。
これは、生物として生きている以上
必ず起きることです。
そりゃ、80年も活動していたら
老朽化するのは当たり前だと思えるはずです。
血圧が上がると何が起こるのか
ニワトリが先かタマゴが先か
みたいな話になりますが
血圧が上がるには原因があります。
さきにも述べたように
加齢に伴う老朽化か
塩分量の多い食事をとっているか。
運動不足か糖尿病か。
血圧が上がる原因は様々です。
実は
血圧が上がることが悪いんじゃなくて
血圧が上がる原因を
ほったらかしにした方が
命に係わります。
最後に
健康診断の項目は
まだまだあります。
少しずつ解説をしていって
マガジンの最後に
予防策をお伝えしよう思いますので
よろしくお願いいたします。
YouTubeでほぼ毎日ライブ配信やってます!チャンネル登録お願いします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?