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【解説編その1】医療従事者が伝える健康診断からわかる事

厚生労働省が提示する
労働安全衛生法に基づく定期健康診断
をもとにお話をさせていただきます。
下のURLから
労働安全衛生法に基づく定期健康診断
の内容を見ることができます

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11201000-Roudoukijunkyoku-Soumuka/0000136750.pdf

注意

医療従事者の知識をもとに
解説しますが、鵜呑みにはしないでください
これ、ネットの常識。


①既往歴及び業務歴の調査

②自覚症状及び他覚症状の有無の検査

基礎疾患や
これまでどんな仕事をしていたかを
調べることで
かかりやすい病気や
合併症なんかを予測することができます。

自覚症状、その他症状の有無を調べることで
基礎疾患に対して
治療中なのか、それとも治療済みなのか
を調べることで血液検査の結果に影響が出るので
調べておく必要があります。

③身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査

身長

成人になってから
身長は特に言うことはありません。
別に身長が高かろうが低かろうが
その人の個性ですからね。

体重

指標となるのはBMI
BMIは標準体重の事で
BMI=体重÷身長(m)÷身長(m)
で求められます。
日本では18.5~25未満が標準とされています。
世界保健機関(WHO)の基準とは
少し異なりまずが、大きな差はありません。
ちなみに

一番モテるBMI


は22らしいですw
身長180cmで体重70㎏くらいが
BMI22くらいになります。

自分の身長をもとに
適切なBMIを算出し
その体重をキープできればOKです。

腹囲

お腹周りの大きさは
当てになりません。
身長が150cmの人と
180cmの人を比べた時に
お腹周りの大きさが違うのは当たり前。
一辺倒に
男性なら85cm以下
女性なら90cm以下
と決めつけるのはオカシイと感じるはずです。

視力および聴力

視力、聴力って
特に書くこと無いんですよね。
歳とったら老眼になるし
耳が遠くなるのは知ってると思います。
最近言われるのは
イヤホンを使い過ぎて
難聴になりやすい
ってことくらいですかね。

④胸部エックス線検査及び喀痰検査

レントゲン撮影は一瞬で終わりますが
たった1枚のレントゲン写真で
意外と多くの事が分かります。

結核や肺炎、肺がんなどの
呼吸器疾患だけでなく
心臓の大きさや
大動脈の状態も検査することができます。

レントゲンの写真やCTの画像を
専門に診るドクターがいるくらい
レントゲン写真は複雑で
かつ、たくさんの情報を得ることができます。

詳しい内容が知りたい方は
日本予防医学協会のレントゲン検査の
ページのURLを貼っておくので見てみてください。

喀痰検査

痰の中含まれる細胞成分を顕微鏡で見る検査です。
もし、肺にがん細胞があれば
痰の中にがん細胞が出やすく
喀痰細胞診が用いられます。

これも日本予防医学協会に
ページがあるので
詳しくはそちらを見てみてください。

⑤血圧の測定

血圧はいろいろと指標がありますが
日本医学会のガイドラインでは
このようになっています。

血圧は年齢とともに上がります。
動脈硬化も年齢とともに進みます。
これは、生物として生きている以上
必ず起きることです。
そりゃ、80年も活動していたら
老朽化するのは当たり前だと思えるはずです。

血圧が上がると何が起こるのか

ニワトリが先かタマゴが先か
みたいな話になりますが
血圧が上がるには原因があります。

さきにも述べたように
加齢に伴う老朽化か
塩分量の多い食事をとっているか。
運動不足か糖尿病か。
血圧が上がる原因は様々です。

実は

血圧が上がることが悪いんじゃなくて
血圧が上がる原因を
ほったらかしにした方が
命に係わります。

最後に

健康診断の項目は
まだまだあります。
少しずつ解説をしていって
マガジンの最後に
予防策をお伝えしよう思いますので
よろしくお願いいたします。

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