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86日目 怒り

人は怒りという感情がある。

その多くは予想外のことが起きることによって生じる。

自分がしようとしていたことが出来なかったり、ペースを崩されたり、中には被害を受けたことによるものもあるだろう。

様々なことを受け、人は怒りの感情が湧き上がってくる。

アンガーマネジメントという手法が広く知れ渡ってきていて、怒りをコントロールしようとする人も多い。

しかし、人は感情を本当の意味でコントロール出来るかというと難しいと思われる。

むき出しの怒りは周りの人も自分も傷つけてしまう。

怒りをコントロールするとは本当に難しい。

それでもその怒りを社会的に認められた形にすることでコントロールしている人もいる。

いわゆる闘争心というものである。

怒りの力を別の形(社会的に認められているもの)に置き換えることで怒りは成就されるのでもある。

そんな風に怒りをコントロール出来ている人はそこまでいないので、誰かしらに当たってしまうのだろう。

そして、当てられた人は怒りの感情が誘発されていく。

結果的には怒りを出せない人が抱え込むという悪循環になっていく。

この悪循環を断ち切るには受容と理解が大切になってくるのだろう。

相手が何に怒っているのか、そのことを理解し、受け止めてくれる他者がいることで怒りの連鎖は少なくなっていくと考える。

怒りの感情を出すことが悪ではなく、無理解なことの方が悲しいことでもある。

つらづらと書いたが私の中でも正解はない。

私自身もまた怒りの感情とどう向き合うか考え中でもあるからだ。

どう付き合っていくかを考えていく。

心理カウンセリング新潟
https://counseling-niigata.com/

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