結婚――それは人生の墓場か、パラダイスか?
など、結婚に関する名言・格言には悲観的なものが多く、不幸の象徴のようにも思えてきますが、一方、老夫婦が仲良く連れ添って、手をひいて歩いていたりするのを見るとほほえましく、こういうふうになれたらいいな、結婚っていいなと思うこともあります。
最近、その幸不幸表裏一体の「結婚」を連想させる面白いタイトルの本をみつけたので読んでみました。
その本がこちら
ダークサイドから見た「黒い結婚」と、ハッピーサイドから見た「白い結婚」。白と黒で上下読む方向を変えているのが斬新です。女性作家7人が描く結婚にまつわるアンソロジー。白黒両面から見た結婚の裏と表、そして、どちらを先に読むかで「結婚」の印象がぐっと違ってくるのです。
結婚すれば幸せになれると思い、ゴールだと信じて飛び込んだ結婚。そこからスタートするのは、甘い生活なのか、はたまた辛い毎日なのか。
7作品すべて読み終えたとき、既婚者だったら自分の結婚は白と黒のどちらなのか?独身者だったら、それでも結婚したいと思うのか?
と自問自答をすることになる本です。
ここまで、読んで頂いて本当にありがとうございました♡
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