聞く技術 聞いてもらう技術【書籍紹介】
この記事では、私がタイトル買いした本を紹介していきます。
今回紹介するのは・・・
書籍紹介
聞く技術 聞いてもらう技術
東畑開人(著)
タイトル買いした理由
聞く技術というのは世間的によく言われていますが、聞いてもらう技術というのが斬新なワードで購入しました。
ここが読みどころ
個人的に参考になった個所を抜粋して紹介します。
購入時に参考にしてみてください。
「聴く」よりも「聞く」方が難しい。多くの人が言葉の裏を読み取ろうとし、言葉そのままを受け取れない。P11
相手の話しを聞けないのは、自分が聞いてもらえてないから。P19
多くのカウンセリングのマニュアル本がいうのは、「余計なことは言わずに適切な質問する」ということ。P23
話しを聞けない時の問題は、話す言葉の中ではなく、関係性の中にある。何を言うかではない。P54
「聞く」とは相手のことをよくわかっていなかったと知るためにある。P78
孤立している人の話しを聞くということは、相手の過去の傷の話しを聞くということ。だからこそ、支援者の支援も必要。P99
メンタルヘルスケアの真髄は時間をかけるということ。一瞬では変わらない。P105
「聞いてもらう技術」とは「心配される技術」。P125
聞いてもらう技術のポイントは、気まずい時間に耐えて、なるべく一緒にいること。P132
「聞く技術」の本質は、「聞いてもらう技術」を使っている人を見つけ出すこと。P148
相手により伝えようとするほど強い主張となり、固く、トゲトゲしい言葉になる。P206
「聞いてもらう」に宿る神秘の力は責任の分担。P248
総評
コミュニケーションに関することが総合的に書かれています。
サービス業に関わる人にも参考になることが多いと思います。
もちろん、普段の人間関係にも参考になります。
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